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2025年2月17日

イマドキ女子小学生の最新「流行語」、TOP3は「それな」・「やばい」・「わかる」=小学館「JS研究所」調べ=

小学館は14日、女子小学生(JS)のリアルな本音を定期レポートするために2022年8月に発足させた「JS研究所」が、JSを中心とする同社の少女まんが誌「ちゃお」の読者1000人を対象に実施した、「“流行語”“流行っていること”トレンド調査」の結果をまとめ発表した。


それによると、「クラスや友だちの中で流行っている言葉」を聞いたところ、1位は、2023年調査に引き続き、相槌言葉である「それな」(166人)だった。以下、2位「やばい」(93人)、3位「わかる」(83人)、4位「マジ」(61人)と続き、友だちとのコミュニケーションの中で端的に共感や驚きを示すことが、イマドキJSのトレンドのようだ。

次いで5位には「切り替えピース」がランクイン。「切り替えピース」は、気持ちを切り替えたい時などに「きーりーかえー」のかけ声の後に手を2回叩き、ピースポーズを作るパフォーマンス。発祥はYouTubeチャンネル「テセサクch」とされ、2024年パリ五輪スケートボードの女子ストリートで金メダルを獲得した吉沢恋選手らが競技の合間に使用したことでも話題を呼んだ。


注目は、11位に入った「かわいいだけじゃだめですか?」。2024年8月にデビューした8人組アイドルグループ・CUTIE STREETのデビュー曲で、楽曲の振り付けとキャッチーな歌詞がTikTokを中心に話題になった。

2023年調査でも、クリエイターユニット・HoneyWorksの楽曲「可愛くてごめん」がヒットした影響と思われる「かわいくて」や、2人組YouTuber・スカイピースが考案した食事の席で使うコール「美味しいヤミー感謝感謝」、お笑いコンビ・メンバーの歌ネタ「しりとり」で歌われる「りんごゴリララッパパセリ」などがランクインしており、SNSでバズった楽曲や動画コンテンツをきっかけとした言葉がJSの間でよく交わされている。

最近では、人気VTuber・儒烏風亭らでんさんが発案した「まいたけダンス」のフレーズ「まいたけまいたけぐるぐる」がネットミーム化しており、JSトレンドの源泉がSNSやYouTubeには数多く眠っているのかもしれない。

また、「クラスや友だちの中でよく話題に出て、流行っていること」について質問したところ、1位は2023年8月発表の「好きなYouTuberランキング」でもトップになったゲーム実況グループ「カラフルピーチ」(91人)だった。

2位は話題沸騰のアニメ・漫画作品「ダンダダン」(72人)、4位は2.5次元アイドルの「すとぷり」(42人)と、YouTubeクリエイターやアニメがJSたちの話題の中心になっているのが伺える。

5位には「しなこ」さん(41人)がランクイン。しなこさんは、子どもから若者世代を中心に支持を集めるインフルエンサーで、バズるスイーツを次々と創り出す原宿系動画クリエイター。流行語ランキング20位にランクインした「ベビタッピ」は、タピオカ専門店「ベビタピ」の提供の際のかけ声で、しなこさんは原宿店の店長を務めている。

イマドキJSからは少しお姉さん的な存在でありつつ、非日常的な世界観とJSたちの心を掴む動画での発信力が、彼女たちを夢中にさせているようだ。

この調査は、小学館の少女まんが誌「ちゃお」の読者を対象に、2024年12月28日~2025年1月25日にかけて、「雑誌のハガキアンケート」の形で実施した。有効回答数は、応募総数が1393人で、そのうち集計数は1000人。

調査結果の詳細

関連URL

「ちゃおプラス」

小学館

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