2025年4月7日
追手門学院大学、理工学部を開設し9学部で初の入学式
追手門学院大学は6日、新設された理工学部の学生を含む新入生2668名を迎え、9学部3研究科体制となって初の入学式を挙行した。
4月から客員教授に就任した、卒業生で日本科学未来館館長、IBMフェローの浅川智恵子氏から、新入生へお祝いとエールを込めたビデオメッセージが送られた。
浅川氏は同学13期生。当時の文学部イギリス・アメリカ語学文学科を卒業後、日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所でアクセシビリティに関する研究に取り組んだ後、東京大学大学院工学系研究科で博士号を取得。
2009年には技術者として最高職位であるIBMフェローに就任、2018年 米国IBM T.J.ワトソン研究所に転籍し、2021年からは日本科学未来館館長。視覚障害者の移動を支援する自律型ナビゲーションロボット「AIスーツケース」の開発にも取り組み、2025年大阪・関西万博では実証実験が行われるなど、科学と社会をつなぐ活動に尽力している。
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