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2025年4月7日

高校教師の8割以上が食生活は学力に影響すると思っている=PECOFREE調べ=

PECOFREEは4日、「高校生の食生活と学力の関係」に関する調査結果を公表した。


調査は2月21日~26日に、高校教師505名、高校生の子どものいる保護者506名を対象に行われた。生徒の食習慣について高校教師に質問したところ、約9割が「1日3食、バランスよく食事をとることは非常に重要だと思う/ある程度重要だと思う」と回答した。また約8割が「生徒の食生活がいつも気になっている/ときどき気になることがある」と答えた。


また、子どもが1日3食しっかり食事をとっているかを保護者に訊ねたところ、約7割の高校生は毎日3食しっかりと食べていたものの、残りの3割は1日3食とれていないことが明らかとなった。その理由を複数回答で質問したところ、「食欲がないから」41.3%が最も多く、次いで「時間がないから」「朝食を食べるとお腹が気持ち悪くなるから」と続いた。


食生活は生徒の学力に影響すると思うかと質問したところ、高校教師では「非常に影響すると思う」41.0%、「ある程度影響すると思う」41.8%、保護者では「非常に影響すると思う」39.9%、「ある程度影響すると思う」51.4%となった。


高校教師に「生徒に食生活に関する指導を行う際、どのようなことが必要と思うか」を訊ねたところ、「保護者との連携の強化」が最も多く、「専門家による講義の実施」「授業カリキュラムで食育の導入」と続いた。また、保護者に平日の昼食についての悩みを訊ねたところ、「毎日お弁当を作るのがたいへん」が最も多く、「栄養バランスがとれているか心配」「特に悩みはない」と続いた。


高校教師に、生徒の食生活改善のために学校としてできる取り組みを訊ねたところ、「学生食堂の充実」が最も多く、「栄養バランスを考慮した食事サービスの導入」「生徒への食育講座の実施」と続いた。また保護者に、平日の昼食についてあったらよいと思うサービスを訊ねたところ、「学校で昼食を提供する仕組み」が最も多く、「栄養バランスを考えたお弁当配達サービス」「忙しい朝でも簡単に準備できる昼食セット」と続いた。

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