2025年5月14日
2026年卒、3月における優秀層の就活に関する意識調査 =外資就活ドットコム調べ=
ハウテレビジョンは、同社が運営するキャリアプラットフォーム「外資就活ドットコム」にて、2026年卒業予定の外資就活ドットコム会員を対象に実施した就職活動に関する意識調査の結果を発表した。
それによると、2025年3月時点で既に7割以上の学生が内々定を取得。企業の採用意欲の高さを反映し、学生にとっては早期から内々定を得やすい環境が継続している。内々定を取得した学生のうち、取得社数が4社以上の割合は約2割だった。
2025年3月時点で、回答者全体のうち約3人に1人が「就職活動を終了した」と回答。また、内々定取得者では半数弱が活動終了、半数強は引き続き活動を継続している。
インターンシップに参加した学生の割合は9割と非常に高いが、参加社数は「5社以下」が過半数を占め、希望するプログラムをある程度絞って参加する学生が多い様子がうかがえる。
内々定を取得した学生のエントリーシートの提出社数は、「16社以上」が3割強を占めているが、「5社以下」の割合も2割半ばで、行動量が多い学生と少ない学生間での差が大きい。エントリーシート提出社数のうち、就職活動前から名前を知っていた企業の割合は平均6割強。就職活動を開始してから知った企業へのエントリーシート提出社数の割合は4割弱。
内々定を取得した学生の面接社数は、「10社以上」が3割強を占めているものの、「1~3社」の割合も2割強おり、エントリーシートの提出社数の状況と同様に、学生間で行動量の差が見られる。
内々定を取得した学生が、入社予定先を決定する際に最も重視する要素では、「給与・福利厚生」が約3割で最も高い。また、仕事内容に関する要素(「業務内容」、「仕事のやりがい」)を合わせると4割弱と「給与・福利厚生」よりも高い。
現時点で入社を予定している業界の割合は、「コンサル・シンクタンク」が群を抜いて高く、同業界の人気の高さに加え、選考時期の早さによる影響が見られる。
現時点で内々定を獲得している学生の「入社予定先」と「就活初期の志望業界」については、7割以上が「同じ」と回答しており、大半の学生は就活初期に志望した業界群の中から企業選びを進めていると見られる。
就活初期から志望業界が変化したきっかけは、「インターンシップ」が群を抜いて高く、就業体験などを通じたよりリアルな企業情報が変化のきっかけになっている状況もうかがえる。一方で、「メディア・SNSの情報」の回答割合は1割強にとどまる。
各時期における志望先企業の順位決定状況を見ると、「順位が決まっていた」割合は2年生3月~3年生9月にかけて特に上昇幅が大きく、3年生の12月には8割を超えている。
初年度の年収希望額について、「400万円」との回答が約4割で最も多い。また、昨今の初任給引き上げの動きもある中、「500万円」以上を希望する割合も3割強と一定数存在している。一方で「気にしない」との回答も1割強の割合で見られた。
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