2024年12月3日
学情、2026年卒「就職人気企業ランキング」文理別比較
学情は11月29日、2026年卒学対象の「就職人気企業ランキング」の文理別比較を発表した。
それによると、文系部門トップは伊藤忠商事。伊藤忠商事は大手総合5社の中でも非資源分野を主力とし、他の4社が資源価格の下落などで前年から純利益を減らすなかで唯一増益となっている他、アパレルやコンビニ大手「ファミリーマート」を軸にした生活消費分野など、学生にも親しみのある分野で業績を上げていることも人気につながったと考えられる。
3位の集英社を筆頭に、4位東宝、5位講談社、6位KADOKAWA、10位小学館と、「マスコミ(新聞・放送・広告・出版・芸能・エンタメ)」が10位以内に5社、30位以内に8社ランクイン。2位オリエンタルランド、12位星野リゾート・マネジメント、13位JTBグループなど、レジャーや旅行、ホテル業界が人気を集めている点が、理系部門と比較した際の特徴となっている。
理系部門トップは味の素。8位森永製菓、11位日清食品グループ、13位カゴメ、15位明治グループ(明治/Meiji Seika ファルマ)など、「食品」が30位以内に10社ランクインしている。4位アウトソーシングテクノロジー(OSTechグループ)、5位Sky、6位NTTデータグループ、22位野村総合研究所、25位グーグルなど、「IT・ソフトウェア・インターネット」「情報・調査・コンサルティング」が人気を集めている点が、文系部門と比較した際の特徴。
また、1位の味の素、2位のソニーグループなど上位にランクインしている企業の多くは、「職種別」「コース別」の採用など、初期配属を明確にした募集を実施している。キャリアの自律を志向する傾向が強くなるなか、仕事内容や経験できる業務が明確な「ジョブ型」に高い関心が集まっていることが分かる。
関連URL
最新ニュース
- エナジード、奈良県立高がキャリア教育プログラム「ENAGEED CORE」導入(2025年1月24日)
- 学力・学習状況調査のCBT化、小中校教師の約9割が「生徒がデジタル環境に適応するための準備が重要」と回答 =新学社調べ=(2025年1月24日)
- REDEE、徳島県美波町が中学生~高2生対象の「eスポーツ&IT講習会」を開催(2025年1月24日)
- ライフプランニング、9割以上の親が「小学生から学び始めるのが理想」と回答 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年1月24日)
- 約9割の保育園が、ICTデータを「運営改善や保育の質向上」に活用 =子ねくとラボ調べ=(2025年1月24日)
- 「大学全入時代」でも高1からの受験対策が当たり前に「未来データレポート」公開 =TimeTree調べ=(2025年1月24日)
- プログラミングを独学で学ぶ人々対象の転職実績アンケート =「プロリア プログラミング」調べ=(2025年1月24日)
- CBTS、2025年版「趣味で取ったら大満足の資格」ランキング発表(2025年1月24日)
- 約65%が共通テストの難易度を”噛み応えがあった”(難しかった)と回答 =カバヤ食品調べ=(2025年1月24日)
- 摂南大学経営学部「経営情報楽環プロジェクト」が「第4回Digi田甲子園」本選出場決定(2025年1月24日)