2025年5月15日
今夏の短期留学先、1位は「フィリピン」で前年比116%増のダントツ人気=スマ留調べ=
リアブロードは14日、同社の海外留学エージェント「スマ留」の無料カウンセリングを予約した4578人を対象に実施した、「2025年夏の短期留学トレンドに関する調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「2025年夏休み留学先ランキング」は、1位フィリピン、2位オーストラリア、3位カナダ、4位マルタ、5位アメリカ、6位イギリス、7位ニュージーランド、8位マレーシア、9位アイルランド、10位ドバイ、という結果になった。
1位のフィリピンは、前年比116%増の人気で、留学希望者全体の25.3%が選択。2位との差は9ポイント以上で、全体で最も高い伸び率を記録した。学費・滞在費・渡航費・生活費を含めても、欧州留学の半額以下に抑えられる点が、コストパフォーマンス重視の層から高い支持を得ている。
加えて、1日6〜12時間の英語漬け授業やマンツーマンレッスンを受けられる環境も特徴的。英語圏では一般的に週15〜20時間程度の授業時間なのに対し、フィリピン留学では週最大60時間の集中学習ができ、時間が少ない社会人や最短で英語力を身に付けたい学生から評価されている。

また、各国の語学留学の1カ月あたりのモデル費用(学費+滞在費)をみると、 最も多かった予算帯は「30〜50万円」33.7%で、以下、「15〜30万円」23.1%、「50〜100万円」18.4%、「~15万円」4.0%と続き、回答者の約6割が「50万円以下」での留学を想定していることが分かった。

今夏の渡航希望月について、春(1〜4月)に留学相談を行った人のデータをもとに分析したところ、8月に出発を希望する人が全体の約25%を占め、最も希望者が集中する時期になっていた。
次いで7月、9月、翌年3月と続いており、長期休暇を活用して短期留学に挑戦したいというニーズが、春時点でも根強く見られた。とくに8月は例年、手配が混み合う傾向があり、動き出しのタイミングによっては選択肢が限られる可能性もある。
この調査は、2025年1月1日~4月30日の期間に海外留学エージェント「スマ留」の無料カウンセリングを予約した4578人を対象に、今年4月時点のデータを国別に集計した。対象国は、「スマ留」が提供する主要留学先(フィリピン、マルタ、オーストラリア、カナダ、アメリカなど)。
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