2025年7月3日
ポプラ社、読み放題型電子図書館「Yomokka!」が横浜市立小学校などに導入
ポプラ社は2日、同社が小中学生向け教育ICTプラットフォーム「MottoSokka!(もっとそっか!)」を通じて提供する読み放題型電子図書館「Yomokka!(よもっか!)」が、今月からすべての横浜市立小学校・義務教育学校・特別支援学校に導入されたと発表した。
空間や時間などの物理的な制限を受けずに本が読める、同じ本を何人でも同時に読める、拡大や読み上げ機能などアクセシビリティに配慮した機能を使い、自分に合った方法で本が読める、といったYomokka!の特長により、読書機会の確保や読書への関心を高め、主体的に学べる子どもたちの育成をサポートする。
横浜市では昨年7月から1年間、Yomokka!を市立学校9校で試行導入した。その結果、試行期間の小学生1人当たりの電子書籍利用冊数が1カ月平均約20.7冊と飛躍的に増加したほか、学校図書館の来館者数や本の貸出冊数も増加するなどの成果が上がり、子ども、教職員、保護者などからサービスに関して好意的な感想が多く寄せられたことから、このたび、全351校約17万人に利用を拡大することとなった。
同サービスでは、ポプラ社とYomokka!の理念に共感した参加出版社のさまざまな作品をそろえ、2025年7月現在、43社約5000冊の作品を掲載している。
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