2025年7月8日
学区を重視している人が物件を探すタイミングは「入学の1年前まで」が最多=アットホーム調べ=
不動産サービスのアットホームは7日、学区情報に関する調査の結果を公表した。

調査はアットホームに加盟する全国の不動産会社831社を対象に、4月22日~30日に行われた。それによると、小学校や中学校の学区情報について質問を「受けたことがある」と回答した不動産会社が8割以上に上った。受けたことがあると回答した不動産会社のうち約4割が、ファミリーや夫婦世帯のうち5割~10割の人が学区について質問すると回答した。

また、接客や物件調査などの不動産業務において、学区情報を「調べたことがある」と回答した不動産会社も93.9%とほとんどに上った。

学区を重視しているファミリー・夫婦世帯が物件を探すタイミングについて訊ねたところ、「入学の1年前まで」が最多の約3割に上り、「入学の6カ月前まで」と合わせて約半数となった。

また、接客の際に学校選択制の制度を案内したことがあるかを訊ねたところ、「案内したことがある」が46.1%を占めた。具体的には「学区内に希望の物件が見当たらず困っている場合、学内外からでも選択できる制度があることを伝えた」などが挙げられた。
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