2025年8月1日
20~69歳の約7割が生成AIを使用した経験なし「利用方法がわからない」=SHIFT AI調べ=
SHIFT AIは7月30日、全国の男女20~69歳の3000名を対象に実施した、ChatGPTなどの生成AIの活用に関する意識調査の結果を発表した。
それによると、「あなたはChatGPT等の生成AIを使用した経験はありますか?」の問いには、「はい(31.5%)」の回答が全体の3割程度、「いいえ(68.5%)」の約7割は一度も使用経験がないことが分かった。生成AIが広く話題となっている一方で、実際の利用体験まで至っていない層が依然として多数派であることが明らかとなった。
前問で生成AIを使用した経験が「ない」と回答したうち300人に対してその理由を聞いたところ、最多は「利用方法がわからない(48.3%)」と「業務や日常生活で必要性を感じない(48%)」で、生成AIが業務の中でどのように役立つのか、具体的な利用イメージを持てていないことが明らかになった。
また「使い方のイメージがわかない(26%)」の回答も4人に1人の割合で見られ、導入の初期段階での支援不足が要因として考えられる。さらに「セキュリティ面が不安(19%)」「回答結果の正確性に懸念がある(14%)」の懸念もあり、情報漏洩や誤情報の拡散などへの警戒感も活用を阻む要素となっている。
設問1で生成AIを使用した経験が「ない」と回答したうちの300人に対して、ChatGPTの機能において知っていることを聞いたところ、「質問応答(48%)」「文章生成(44%)」といった基本機能の認知は一定数見られるものの、生成AIの多機能性についてはまだ浸透していない様子が伺えた。
「画像生成(28.6%)」「翻訳(28.3%)」も一定の認知はある一方で、「情報整理(11.6%)」「コード生成・添削(8.3%)」などビジネス応用度の高い機能については認知が低く、全体の40%が「知っているものはない」と回答している点からも、生成AIに関する知識の偏在が課題として浮かび上がる。
設問1で生成AIを使用した経験が「ない」と回答したうちの300人に対して、どのような生成AIであれば活用してみたいかを聞いたところ、「操作が簡単でわかりやすい(55.6%)」が最多、導入のしやすさや学習コストの低さが求められていることが分かる。
「セキュリティ面での安全性が高い(37.6%)」の回答も多く、企業での導入においては安全性が重要な判断基準であることが明白。また「回答精度が高い(33.6%)」「導入コストが低い(31.6%)」などコストパフォーマンス面への期待も見られ、これらの要素が備わったAIツールへのニーズが高いことが示唆される。
設問1で生成AIを使用した経験が「ない」と回答したうちの300人に対して、今後機会があれば生成AIを活用してみたいと思うかを聞いたところ、「思う(8.6%)」「やや思う(25.3%)」と前向きな意向を示した層は全体の3割強にとどまり、「あまり思わない(38.6%)」「全く思わない(27.3%)」と否定的な層が過半数を占めた。生成AIの利便性や可能性に対する認知がまだ十分でないこと、あるいは実体験を通じた理解が進んでいないことが背景として考えられる。
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