2025年8月13日
小中学生の約半数が自身を「不健康」と感じる。理由の9割以上は「ストレスや不安」=ニフティ調べ=
ニフティは8日、子ども向けサイト「ニフティキッズ」が実施した「健康」に関するアンケート調査の結果を発表した。
それによると、「自分は健康だと思う?」の問いには、小中学生どちらも「思う」「どちらかといえば思う」と回答した人よりも、「どちらかといえば思わない」「思わない」と回答した人の割合の方が多かった。
「【健康だと思わない人へ】どうして自分は健康ではないと思う?」の問いで、最も多く選ばれた選択肢は「ストレスや不安を感じることが多い」だった。小学生・中学生ともに日頃の心理的な負担が健康にも影響すると感じていることがわかる。その他の回答では、食事での栄養バランスの偏りや運動不足を理由としてあげる声もあった。
「【ストレスや不安を感じることが多い人へ】どんなことにストレスを感じる?」では、「人間関係について」が最多で小学生では78.1%、中学生では83.1%が回答。「勉強について」「家族について」も上位だった。
中学生では「勉強について」の割合が「家族について」を10%ほど上回っているのに対し、小学生の回答では「勉強について」と「家族について」が同じ割合で選ばれた。小学生に比べると、中学生の方が勉強に対してストレスをあげる割合が高いことがわかる。
また、選択肢の内容に加え、「自分の容姿について」や「将来について」なども、その他の回答として寄せられた。
「ストレス解消法を教えて!」の問いでは、小学生・中学生ともに「音楽を聴く」が1位。また「体を動かす」「外出する」といった選択肢よりも、「寝る」「インターネットを見る」「ゲームをする」などの屋内でできる方法が上位を占めた。
さらに、小学生で48.5%、中学生で46.9%が「推し活」と回答し、その他の回答には「好きな実況者の動画を見る」「推しを見て推しへの愛をえんえんと語る」といった意見もあがった。
「ダイエットをしたいと思ったことがある?」の問いには、小中学生で「ある」の回答は66.5%だった。
「【ダイエットをしたいと思ったことがある人へ】実際にダイエットをしたことがある?」では、4割近くの小中学生が「今している」と回答。「したことはあるが今はしていない」の回答と合わせると、ダイエットを経験したことがある人は78.4%いる様子。
「【ダイエットをしたことがある人へ】どんなダイエットをしていたのか教えて!」の問いでは、最多の回答は「運動をする」で65.2%。加えて上から3番目に「筋トレをする」もあることから、体を動かすダイエット法を取り入れる人が多い。
食事については、量や回数を減らすのではなく、間食や食べ方、食事の時間帯に気をつける方法が多い様子。
「【ダイエットをしたことがある人へ】ダイエットをしようと思った理由は?」の問いでは、8割以上が「見た目をよくしたい」と回答。
「【ダイエットをしたことがある人へ】ダイエットをする時に何を参考にした?」では、上位を占めた選択肢は「YouTubeなどの動画」「インターネット」「SNS」を通じての情報収集。スマホやタブレット端末が普及し、動画やSNSなどを通じた情報収集が一般的になっていると考えられる。
「生きられるとしたら、何歳まで生きたい?」の問いには、「101歳以上」の回答が最多で29.7%。「81歳~90歳」「91歳~100歳」の選択肢にも合わせて40%以上の票が集まり、長生きを望む子どもたちが多いとわかった。
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