2025年12月23日
プログラミング言語の平均年収、1位は3年連続「Go」、2位「TypeScript」、3位「Ruby」=paiza調べ=
paizaは22日、同社のITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォーム「paiza」(パイザ)登録者のITエンジニア、プログラミング学習者を対象に実施した、「プログラミング言語に関する調査」(2025年版)の結果をまとめ発表した。

それによると、プログラミング言語別の平均年収ランキングは、「Go」(723万円)が3年連続1位で、2位には「TypeScript」(714万円)、3位には「Ruby」(689万円)がランクイン。Goが3年連続で1位を獲得したことは、その高い並行処理性能と安定性が、大規模なWebサービスやマイクロサービスのモダンインフラを構築する上で不可欠であるためと考えられる。
「提示年収が高い言語ランキング」の調査は、2024・2025年に「paiza転職」に掲載した企業の求人票に記載された年収を言語別に集計し、記載年収の中央の値(年収600万円~800万円と記載されている場合は700万円)に基づき平均を算出した。調査対象の求人票数は、2024年1万387件、2025年9280件。

また、企業ニーズランキング(実務で最も求められる言語)は、1位が「JavaScript」14.4%で、2位「Java」13.9%、3位「PHP」11.0%という結果になった。提示年収トップのGoはTOP10外で、「求人数は少ないが年収は高い」状態。Goのスキルを持つ人材がスペシャリストとして高く評価されていることの裏付けといえる。

一方、人気言語ランキング(社会人編)は、1位が「Python」、2位が「Java」、3位が「JavaScript」で、同学生編は、1位「Python」、2位「Java」、3位「C」だった。社会人編は前年と順位変動がなく、市場における特定のプログラミング言語の需要が安定かつ盤石であることを示唆している。
Pythonは、AI・機械学習、データサイエンス分野での圧倒的なデファクトスタンダードになっており、業務効率化のためのスクリプトやWeb開発など、活用範囲の広さも継続的な人気の要因。またJavaは、大規模システム開発や金融、エンタープライズ分野で長らく採用され続けており、信頼性と実績に基づいたBtoB領域での需要の高さが、社会人エンジニアからの安定した人気を支えている。

学生編ランキングでもほぼ変動がなく、大学や専門学校の情報科学・プログラミング教育の基礎カリキュラムが安定していることを反映している。

「穴場言語」ランキングも、2024年と同じ順位で、1位「Kotlin」、2位「Swift」、3位「Go」という結果だった。Goが年収トップを独走しつつ「穴場言語」でもランクインしたのは、膨大なデータを扱うサービス開発(大規模なユーザー数を保有するサービスの開発)に関わる人材不足を示しており、高い需給ギャップが継続していると考えられる。


一方、「スキル別内定率指数ランキング」(26卒編)は1位「Ruby」、2位「PHP」、3位「C#」となり、同社会人編は1位「C#」、2位「C++」、3位「Java」だった。
さらに、経験プログラミング言語別にpaizaランク(プログラミングスキル習熟度)をかけ合わせ、スキルレベルが内定率に与える影響を分析したところ、新卒の内定率では、特にRubyがpaizaランクB以上の内定獲得指数がかなり高く、スキルの習熟度が内定獲得に直結することが示された。
また、Rubyを習得している学生の平均学習言語数を調査すると2.88という結果が出ており、Ruby以外の言語を習得している傾向が高いことが分かった。つまり、「プログラミングポテンシャル」が高いことを評価され内定率が上がっていることも要因のひとつと推測される。
一方、社会人ではC#、C++、Javaが上位にランクインしたが、これは企業の基幹システム、金融機関のシステム、大規模な業務アプリケーションなど、信頼性とパフォーマンスが求められる分野で長年採用されてきたためだと推測される。
これらの言語で構築された既存システムが膨大に存在するため、保守や機能追加には常に経験豊富なITエンジニアが不可欠。単にコードを書くだけでなく、設計、パフォーマンスチューニング、デバッグといった専門的な経験が強く求められることから、経験者の市場価値が高く、その結果が反映されているものと思われる。
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