2025年12月24日
「マイナビ 2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」結果発表
マイナビは22日、2027年卒業予定の学生を対象に実施したインターンシップ・キャリア形成活動の企業の取り組み状況をまとめた、「マイナビ 2027 年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査<インターンシップ・キャリア形成支援活動について>」の結果を発表した。

それによると、27年卒向けのインターンシップ・仕事体験の実施状況について、「実施した」・「実施予定」と回答した企業は 69.8%となり、26年卒向けの実施状況・予定より4.1pt増加した。

前年と比較して、27年卒インターンシップ・仕事体験への応募学生数・参加学生数はどのように変化したかを聞いたところ、応募学生については「増えた(31.4%)」が最多となり、参加学生については「変わらない(30.5%)」が最多となった。応募数は増えている一方で参加数は前年と変わらない背景には、対面で実施する企業が増加したことでプログラム1回ごとの受け入れ学生人数に制限が発生している可能性が考えられる。

応募や参加が増えたと感じた企業に要因や工夫を聞くと、「実施期間及び回数を増やした」や「夏休み期間中の開催日数を増やした」など実施回数や時期を調整することで、受け入れ可能な学生数の増加を図ったというコメントが見られた。

27年卒向けのインターンシップ・仕事体験の実施時期について「学生が学業(授業の参加)との両立ができるように配慮しているか」を聞いたところ、「特別な配慮はしていない」という企業は5.4%と少数に留まり、残りの94.6%の企業は「何かしらの配慮をしている」という結果になった。配慮の内容としては、「複数日程を用意している(72.4%)」が最多で、次いで「大学の休暇期間に実施している(70.9%)」となった。また、「土日に開催している(26.0%)」は約4社に1社だった。

一方で、「土日出社を増やせないので開催が難しい」「残業ができないので業務時間外での実施も難しい」「働き方改革により休日開催ができない」「土曜開催時に先輩社員をアサインするのに苦労する」など、休日出勤や時間外勤務の制約から土日の実施が困難であるという声が寄せられた。また、「夏休み期間は限られているため、実施回数を増やせない」という声も多かった。

インターンシップ・仕事体験に参加する学生に対し、参加時の服装についてどのように案内しているかを聞いたところ、「私服を指定している(28.4%)」、「スーツを指定している(24.2%)」と回答した企業の割合は合計で 52.6%だった。最も多かったのは「服装は各自の判断と伝えている(31.1%)」だった。

一方で学生に対して行った調査では、インターンシップ・仕事体験時の服装については「スーツ参加・私服参加など、企業から指定してほしい(91.9%)」が9割以上だった。企業としては、服装を指定しないことが学生への配慮と考えている可能性があるが、逆に学生に戸惑いを与えている可能性もある。
服装を学生の判断に任せている企業や、特に案内をしていない企業は、「営業職の就業体験プログラム内容で取引先に同行するため、服装はスーツが好ましい」、「当社は服装自由で、私服の社員が多いので私服でお越しください」など、プログラム内容や自社の服装規定等を理由に、どのような服装が望ましいかを案内することや、学生が服装について問い合わせしやすいような工夫も有効だといえる。
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