2026年1月26日
高校生が受験勉強に使う生成AI、84.7%が「ChatGPT」=武田塾調べ=
A.verが運営する学習塾「武田塾」は23日、生成AIを学習に活用している高校生111人を対象に実施した、「2026年版:生成AIと受験勉強の実態調査」の結果をまとめて発表した。

それによると、「受験勉強に活用している生成AI」を聞いたところ、「ChatGPT」84.7%がダントツに多く、以下、「Gemini」25.2%、「Microsoft Copilot」4.5%、「Claude」2.7%、「Perplexity」1.8%、と続いた。

受験勉強のプロセスで、「どの段階で生成AIを活用しているのか」を尋ねたところ、最も多かったのは「テスト対策全般(定期テストや模試など)」39.6%で、以下、「授業の復習」35.1%、「授業の予習」21.6%、「過去問演習」18.9%、「学習計画の作成」18.0%、「志望校研究」10.8%、などが続いた。

次に、受験教科・科目別に見た時、「生成AIが最も役立っていると感じる科目」を聞いたところ、「数学」36.0%、「英語」23.4%、「国語」9.0%、「政治・経済」4.5%、「物理」3.6%、「日本史」3.6%、「生物」2.7%、という結果になった。

では、「具体的にどのような場面で活用しているのか」を聞いたところ、最も多かったのは
「問題の解き方を質問する」55.7%で、以下、「解答の添削をしてもらう」・「教科書・参考書の補足説明をもらう」・「英語の和訳・解説をしてもらう」がそれぞれ25.8%、「過去問の解説をしてもらう」21.6%、「類題を作ってもらい練習する」14.4%、「暗記すべき内容を整理してもらう」13.4%、などが続いた。

一方、受験勉強で生成AIを活用する際、「不安に感じることや課題と感じること」を尋ねたところ、「情報の正確性」52.3%、「過度に依存してしまう」33.3%、「思考力低下への懸念」28.8%、「暗記力低下への懸念」18.0%、「使い過ぎによる時間ロス」13.5%、「志望校や試験に特化した情報が得られない」9.0%、などが挙げられた。

また、受験勉強で生成AIを活用することについて、「従来の学習方法に比べてどのような点で効果的だと感じるか」と質問したところ、最も多かったのは「短時間で必要な情報を得られる」60.4%で、以下、「24時間いつでも利用できる」49.5%、「自分の理解度に合わせた説明をしてくれる」40.5%、「多様な問題や質問を作成してくれる」21.6%、「苦手分野の克服をサポートしてくれる」19.8%、などが挙げられた。

生成AIを学習に活用することで、「実際に感じた悪い変化や影響」を聞いたところ、「すぐにAIに頼るようになった」58.6%、「自分で考える力が落ちた」28.8%、「間違った情報を信じてしまった」18.0%、「自分で調べる習慣がなくなった」15.3%、「集中力が続かなくなった」11.7%、「暗記する力が落ちた」10.8%、などが挙げられた。

そこで、「生成AIに頼りすぎないために、自分なりのルールや工夫をしているか」を尋ねたところ、「している」が40.5%、「していない」が59.5%だった。

実際にどのような工夫をしているのか、を聞いたところ、「まず自分で考えてから使う」66.7%、「AIの回答を鵜呑みにせず必ず確認する」44.4%、「答えを直接聞かずにヒントだけもらう」35.6%、「使う時間や回数を決めている」13.3%、などの声が寄せられた。

最後に、受験本番を見据えた時、「今後の生成AI活用についてどのように考えているか」と質問したところ、「積極的に活用していきたい」が19.8%、「必要な場面で適度に活用していきたい」が64.9%、「活用を控えめにしていきたい」が9.0%、「活用をやめたい」が6.3%、といった結果になった。
この調査は、生成AIを学習に活用している高校生を対象に、2025年12月25日〜2026年1月5日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は111人。
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