1. トップ
  2. データ・資料
  3. 大学受験、新高3生の70%が「何から始めればいいか分からない」と回答 =武田塾調べ=

2025年4月30日

大学受験、新高3生の70%が「何から始めればいいか分からない」と回答 =武田塾調べ=

A.verが運営する学習塾「武田塾」は28日、大学受験を目指す全国の新高校3年生100人を対象に実施した、「大学受験に関する意識調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「大学受験の勉強を進める上で、『何から始めればいいか分からない』と感じているか」と質問したところ、「非常にそう感じる」が29.0%、「ややそう感じる」が41.0%で、新高3生の70%が「大学受験を何から始めればいいか分からない」と感じていることが分かった。「あまり感じない」は12.0%で、「全く感じない」は0.0%だった。

「何から始めればいいか分からない」理由を聞いたところ、「効率的な勉強方法が分からない」70.0%が最も多く、以下、「どの科目から始めるべきか判断できない」51.4%、「参考書や問題集の選び方が分からない」41.4%、「自分の弱点が何か分からない」41.4%、「時間の使い方が分からない」40.0%などが続いた。

このほか、「志望校が決まってないから」や「自分に合った勉強法が分からないから」など51の自由回答も寄せられた。

「具体的にどのような場面で『何からやればいいか分からない』と感じやすいか」と質問したところ、「1日の勉強計画を立てるとき」が56.1%、「長期の学習スケジュールを立てるとき」が42.7%、「苦手科目に取り組むとき」が35.4%という結果になった。

「勉強しても成績が上がらないとき」32.9%、「自分の志望と実力にギャップを感じたとき」31.7%、「参考書や問題集を選ぶとき」28.0%、「志望校を決めるとき」26.8%、「模試の結果が返ってきたとき」23.2%、といった回答も多かった。

「志望校合格までの『勉強スケジュール』を立てているか」と聞いたところ、「はい」が29.9%、「いいえ」が57.5%で、「スケジュールを立てていない理由」については、「どう立てればいいか分からないから」66.0%が最も多く、以下、「立てても守れる自信がないから」38.0%、「志望校が決まっていないから」28.0%などが続いた。

また、「大学受験に対してどの程度不安があるか」と質問したところ、「かなり不安がある」が50.7%、「やや不安がある」が37.9%で、「あまり不安はない」は1.1%、「全く不安はない」は2.3%だった。

「現時点で、大学受験に対して不安に感じていること」を聞いたところ、最も多かったのは「自分に合った勉強法が分からないこと」51.9%で、以下、「継続して勉強するモチベーションを保てるか不安なこと」44.2%、「限られた時間で志望校レベルに到達できるか不安なこと」44.2%、「苦手科目をどう克服していくか見通せないこと」42.9%、「どの科目から手をつけるべきか判断できないこと」36.4%、「効果的なスケジュールの立て方が分からないこと」31.2%、などが続いた。

このほか、「受験に合格できるか」や「受験勉強に集中できない」など48の自由回答も寄せられた。

「大学受験の勉強で、どのようなサポートがあると助かると思うか」と質問したところ、「効率的な勉強法を教えてくれるサポート」が44.8%、「自分の弱点を分析して教えてくれるサポート」が43.7%、「合格までの逆算スケジュールを一緒に立ててくれるサポート」が42.5%という回答だった。

また、「モチベーションを維持するためのサポート」39.1%、「自分のレベルに合った参考書を選んでくれるサポート」35.6%、「志望校対策の具体的な方法を教えてくれるサポート」28.7%、「模試の結果を分析して今後の対策を提案してくれるサポート」28.7%なども多かった。

この調査は、大学進学を目指す全国の新高校3年生100人を対象に、4月14〜16日にかけてインターネットで実施した。

関連URL

「武田塾」

A.ver

自律的な学習者への第一歩に 自己効力感の向上 活用事例多数紹介 すらら 活用事例のご紹介
ネットワーク環境で変わる子どもの教育 日本HPが沖縄県伊平屋島で実証実験 LTE回線を5年間使い放題のGIGA端末
いそがしい よくわからない すべてお任せください 大塚商会のGIGA 第2期
株式会社TENTO

アーカイブ

  • ICT要員派遣はおまかせ! ICTまるごとサポート 詳細はこちら
  • 事例紹介作って掲載します。 ICT教育ニュースの楽々 事例作成サービス