2026年2月18日
コグニティ、「DXハイスクール講座」高校生の自己PRプレゼンをAIが構造解析
コグニティは16日、徳島市の徳島県立城ノ内中等教育学校で、自己PRプレゼンテーションをAIで構造解析する特別講義を実施したことを発表した。
同校が推進する「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の一環として行われたもので、約1時間半にわたり「定性情報の定量化」をテーマに、高校生の”話す力”をデータで可視化する取り組みを体験した。
講義では、事前に提供された生徒3名の自己PR動画をもとに、同社のAI検定サービス「COG-PRESEN」を用いて詳細分析を実施。1分あたりの文字数から話速を算出し、一般的なアナウンサー平均と比較することで情報量の過不足を可視化したほか、フィラー(不要語句)や指示語の出現頻度を数値化し、抽象度や具体性の傾向を示した。さらに漢字・ひらがな・カタカナの文字種比率も提示し、語彙選択が与える印象の違いを構造的に解説した。これにより、従来は「もっと具体的に」といった感覚的評価にとどまりがちだった指導を、客観指標に基づく改善提案へと転換する可能性を示した。
また、衆議院選挙の演説データとの比較分析も行い、話量や問いかけ回数などを横断的に提示。「伝わる構造」に共通するOPEN質問の活用などを可視化し、生徒自身が問いを設計するワークショップも実施した。参加者は自己PRの主張を再整理し、OPEN質問とCLOSED質問の違いを踏まえて言い換え演習を行い、ペアワークや全体発表を通じて構造理解を実践スキルとして定着させた。
同社が用いるのは生成AIとは異なる「知識表現AI」で、文脈構造を抽出し話題間の関係性を数値化する独自アルゴリズムを採用している。
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