2026年7月21日
DAMBO、渋谷区「探究・シブヤ未来科」で上原小学校5年生の探究学習を伴走
DAMBOは16日、渋谷区が推進する「探究・シブヤ未来科」で、 渋谷区立上原小学校5年生の探究学習プロジェクトを担当したと発表した。
本プロジェクトでは、約70名の子どもたちが自ら問いを立て、「なぜつくるのか」「誰に届けたいのか」を考えながら、コンセプト設計、商品開発、発信、販売、寄付までを見据えた実社会型の学びを実践した。
その成果として、学年全体で取り組み、絶滅危惧種ウーパールーパーをモチーフにした 「ウーパーライト」、そして一度は探究学習の中で選ばれなかったアイデアから、 子どもたち自身の働きかけによって実現した「アフリカゾウテープカッター」が誕生。
2つのプロダクトは、それぞれ異なるプロセスを経ながらも、「子どもたちの発想を社会へ届ける」という共通の想いから生まれたもの。探究学習を「発表して終わる学び」にとどめず、社会とのつながりまで実践した1年間の取り組みだという。
本プロジェクトは、2025年度渋谷区立上原小学校5年生による「探究・シブヤ未来科」の学びを起点としている。
子どもたちは、「自分たちにできることは何か」「どのような形で社会とつながることができるのか」といった問いを出発点に、絶滅危惧種や環境課題について調べ、仲間との対話を重ねながらアイデアを深めていった。
DAMBOは、子どもたちの発想を尊重しながら、その問いを社会へ届ける伴走者としてプロジェクトに参画。完成形を提示するのではなく、子どもたち自身が考え、選び、決定するプロセスを 大切にしながら、実際のものづくりや発信へとつなげていった。
「ウーパーライト」は、学年全体で取り組んだ探究学習から誕生した、 絶滅危惧種ウーパールーパーをモチーフにした卓上ライト。
約70名の子どもたちが役割を分担しながら、コンセプト設計、商品デザイン、パッケージデザイン、発信方法までを検討し、販売や寄付までを含めた実社会型の学びとして取り組んだ。
「何をつくるか」だけでなく、「なぜそれをつくるのか」「誰に届けたいのか」を問い続けながら形にしたプロダクト。
一方、「アフリカゾウテープカッター」は、探究学習の中で最終選考には残らなかったアイデアから生まれた。企画を考えた子どもたちは「形にしたい」という想いを持ち続け、自らDAMBOへ働きかけたことで、商品化プロジェクトとして再始動。
アフリカゾウの保全をテーマに、その背景にある環境課題にも目を向けながら、素材選びやデザインにもこだわって開発。販売収益の一部を保全活動へ寄付する仕組みまでを含めたプロジェクトとして展開している。
また、探究学習当時から監修に協力したアドベンチャーワールドとの連携により、2026年8月には、子どもたち自身が開発者として参加するワークショップの開催も予定。
アフリカゾウの保全を入り口に、その背景にある環境課題まで伝える設計も、本企画の大きな特徴。子どもたちのチーム「あふりかちゃんねる」は、探究学習当初から、アフリカゾウの保全状況だけでなく、その背後にある環境問題にも目を向けていた。
商品をつくって終わるのではなく、販売を通じて課題を知ってもらい、その売上の一部を寄付として保全活動につなげるところまでを含めて設計している。
こうした仕組みは、アフリカゾウだけでなく、他の絶滅危惧種や環境課題にも応用していくことを見据えている。さらに、素材面でも環境負荷や循環を意識し、パームヤシックスや海洋プラスチックごみをリサイクルした素材を採用した。素材そのものが環境課題を伝える役割を担っている点も、この企画の重要な特徴。
本プロジェクトの特徴は、探究学習を「調べて発表すること」という教室内での活動で完結させず、子どもたちの発想を実際のプロダクトとして社会へ届けるところまで実践したことにある。
子どもたちの問いや関心が、周囲との対話や協働を通じて形となり、社会へと広がっていく。その経験そのものが、これからの探究学習における大切な価値の一つであると考えているという。
DAMBOはこれからも、子どもたちの発想や主体性を尊重しながら、問いを社会とつなぐ伴走者として、教育とものづくりの新たな可能性を提案していく。
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