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2019年4月9日
フェアリーデバイセズ 、NEC「京都モデル実証事業」に技術提供
フェアリーデバイセズは8日、NEC(日本電気)が、京都市教育委員会と共に行う「未来型教育 京都モデル実証事業」に、16chマルチマイクハードウェア「Fairy I/O Tumbler」とクラウドでの高速音声処理を実現する「mimi」を提供したと発表した。
同実証事業は、文部科学省の新しい学習指導要領の一部としての「協働学習」の実現を目指すもの。
生徒同士のディスカッションでの発話を分析、発話者を特定し、発話テキスト・発話量・感情変化・学習すべきキーワードの出現状況などを教員向けタブレット端末にリアルタイムで表示。
教員による生徒への効果的な働きかけや次回以降の授業改善など、効果的な協働学習が可能であるかを検証していく。
今回、フェアリーデバイセズは、実業務現場に音声技術を適用するために必要な、ほぼ全ての要素技術を、ハードウェアを含む形で提供。
音声集音に関する課題解決のため、マルチマイクハードウェア製品シリーズ「Fairy I/O」を提供。音声認識処理技術については、同社のソフトウェア製品シリーズ「mimi」を提供したことで、正確な音声集音・認識を実現した。
マルチマイクハードウェア「Tumbler」は、「mimi」の開発と運用で培われた知見を基に開発された、音声対話システムを構築する上で最適なホワイトレーベルハードウェア製品。
16chマルチマイクを搭載、発話のエリアを特定し、高精度の音声認識ができる。これにより、難度の高い「クリアな集音」「正確な音声認識」にかかる開発工数を削減でき、先進的な音声ソリューションの開発が促進される。
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