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2019年9月26日
すららネット、不登校児童がIT等を活用した自宅学習で出席扱いを得る方法の説明会
すららネットとLITALICO発達ナビは、24、25日、不登校や発達障がいの子どもの保護者向けに「不登校児が学校に行かずともIT教材の家庭学習で出席認定を得られる方法」の説明会を、東京・神田で開催した。会場とオンラインを合わせて2日間で約200名の保護者が参加した。
増加傾向にある小中学生の不登校児童生徒を対象に文部科学省は2005年、IT等を活用した自宅学習で指導要録上の出席扱いにできるという方針を固めた。しかし、2017年の実績調査では、この自宅学習で出席扱いになった児童生徒は小学生36人、中学生113人の合計149人のみと、対応が進んでいないという。
この状況を受け、すららネットでは、多くの出席認定をサポートしてきた知見をいかし、学びへの意欲はあるが学校へ行けない子どもと保護者に向けて「出席認定を得られる制度」を周知するセミナーを開催している。出席扱いには、 (1)文科省の定義する不登校に該当すること、(2)文科省の要件を満たした状況と学習教材であること、(3)学校が定義する「1日の出席条件」を満たすことが必要だ。なかでも「1日の出席条件」については学校ごとに具体的な定義が必要であり、保護者は子どもの担任や校長に交渉し、協力を得なければならない。学校側としても前例がなく戸惑うことも多いという。
すららネットでは、IT教材の提供だけにとどまらず、保護者への助言や学校への事例の提示といったサポートも精力的に行なっている。
IT教材「無学年式オンライン教材」は、出席扱いの要件を満たす、学習プログラムの計画性や、校長の学習状況把握に必要なリアルタイム履歴管理機能を備えている。学習プログラムの計画は、すららコーチという担当の先生が子どもひとりひとりの学びに合わせて管理画面で作成している。
AIチャットボットや、子どもの理解度に合わせて難易度を自動調整する反復システム、つまずき分析・自動戻り機能などの先端機能を搭載する一方で、すららコーチが子どもの学習の進みを見守り目標を設定し、保護者をサポートするなどアナログな部分も合わせ持つ。全て自動化することも技術的には可能であるし自発的に学習できる子どもには有効だが、サポートを必要とする子どもと保護者には「すららコーチ」という寄り添う存在が必要なのだという。
一連の取り組みやIT教材には「子どもが本当に戻りたくなった時に勉強が全くわからないから学校に戻れないという状況をなくしたい」というすららネットの強い想いが込められている。「出席扱い」を検討するタイミングは子どもの気持ちが勉強に向いたとき、学校復帰への気持ちが芽生えたタイミングであることが大切だと、佐々木室長は保護者に語った。
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