2020年7月4日
OKI、宮城県の西多賀支援学校で初の遠隔職場実習を実施
OKIグループの特例子会社であるOKIワークウェル(OWW)は2日、6月24日から26日の3日間、宮城県立西多賀支援学校において、高等部2年生を対象に「テレワーク」を体験する遠隔職場実習を実施したと発表した。
OWWは、国連が定めたSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」の実現に向け、全国各地の特別支援学校(肢体不自由)に遠隔職場実習の場を提供。2004年からの継続的な取り組みにより、遠隔職場実習の参加者は延べ180人を超えているという。
今回の遠隔職場実習は、学校の要請を受けてOWW社員が講師を務め、重度障がいがあり通勤困難で在宅勤務をしている自らの体験・経験を活かし、香川県の自宅からネットワーク経由で、在宅勤務で最も重要なコミュニケーションなどのビジネススキルと、文書作成技術などのITスキルについて、実習を交えながら指導。
参加した生徒は、企業に出向くことなく学校にいながら、講師とコミュニケーションをとり、テレワークで働く体験をした。
OWWでは、全国20都道府県に55人の通勤困難な重度障がい者が在宅勤務をしているという。障がい者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、このほかに特別支援学校(肢体不自由)の児童生徒・保護者を対象とした出前授業も実施。
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)














