2020年9月10日
コロナ禍の就活、企業選びで重要度が増したのは「安定性」 =マイナビ調べ=
マイナビは9日、2021年3月卒業予定の全国の大学生・大学院生約6500人を対象に実施した、「マイナビ 2021年卒大学生活動実態調査(8月)」の結果をまとめ発表した。
それによると、2021年卒業予定の大学生・大学院生の8月末時点の内々定率は77.6%(前年比5.0pt減)で、平均内々定保有社数は2.1社(前年比0.3pt減)だった。
21年卒の内々定率は、今年5月では大きく前年を割り込んでいたが、6月以降は前年との差を縮め、回復傾向が見られる。
また、コロナ禍の就職活動を通して、就職活動を開始する前と比べて重要度が高くなった企業選びのポイントを聞いたところ、およそ2人に1人(46.0%)が「安定している会社」と回答した。
安定している会社を選択した理由としては、「多少不景気になったとしても売上が安定していれば立て直しができ、WEB面接など新しいものを導入出来る力があると感じたため」、「コロナにより需要があったものでも突然発注が停止する事があると知り、どの状況でも必要となる業界へ行きたいと思った」などの声が挙がっている。
「安定している」という言葉には、「予期せぬ変化が起きた際にも安定を保てる」、「安定を保てるよう変化に柔軟に対応できる」という意味があることが推察される。
また、就職活動をいつまで続ける予定か聞いたところ、「9月末まで」と回答する割合が最も高く31.4%だった。「年内まで」活動を続ける割合は82.3%で、前年よりも10.4pt増加。
この調査は、2021年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生を対象に、8月26日~31日にかけて、「マイナビ2021の会員」に対するWEBアンケートという形で実施。有効回答数は6466人で、内訳は文系男子1301人、理系男子1159人、文系女子2848人、理系女子1158人。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)