2020年7月9日
21年卒大学生、内々定率は65.1%で2017年卒と同程度まで回復 =マイナビ調べ=
マイナビは8日、2021年3月卒業予定の全国の大学生・大学院生計9325人を対象に実施した、「マイナビ2021年卒大学生活動実態調査(6月)」の結果をまとめ発表した。
それによると、2021年卒業予定の大学生・大学院生の6月末時点の内々定率は65.1%(前年比9.3pt減)、平均内々定保有社数は1.9社(前年比0.3pt減)だった。
各年の選考開始月時点の内々定率を比較すると、2020年6月(2021年卒)の値は前年と比べて大幅に下がっているが、2016年6月(2017年卒)と同程度まで回復していることが分かった。
就職活動を継続する学生が6月時点で最も注力している活動について聞いたところ、「何もしていない」と答えた学生は0.0%(前年比12.5pt減)。過去2年と比較して、今年の6月はすべての学生が行動していたことがうかがえる。
内々定を得ている学生に、1度も採用担当者と対面せずに、オンラインだけで内々定を得たことがあるかを聞いたところ、「ある」と回答した割合は43.3%で、「ない」は56.7%だった。
この調査は、2021年3月卒業見込みの全国の大学生・大学院生を対象に、6月24日~30日にかけて、「マイナビ2021」会員に対するWEBアンケートという形で実施。有効回答数は9325人で、内訳は文系男子1745人、理系男子1695人、文系女子4206人、理系女子1679人。
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