2020年11月20日
オンライン授業支援「デジタルハリウッドアカデミー」、2大学の活用事例紹介
デジタルハリウッドは19日、同社のオンライン授業導入・活用支援サービス「デジタルハリウッドアカデミー」を今年度から採用し、eラーニング教材を実験的・効果的に活用して成果を出している「東京国際大学」(埼玉県)と「文星芸術大学」(栃木県)の事例を公表した。
ほかにも、江戸川大学(千葉県)、札幌大学(北海道)、文化学園大学(東京都)の3大学が、今年度から「デジタルハリウッドアカデミー」を導入しているが、これら3大学については年内に成果発表をする予定。
「デジタルハリウッドアカデミー」では、例えば、デジタルクリエイティブ分野で実務経験が豊富な専門教員が不足している科目については、「プロクリエイター/エンジニアが教員を務める動画教材」を活用することで、教育のクオリティと学生満足度を向上させる。
具体的には、動画教材の提供と開発、カリキュラムリニューアル、教員向け研修、教員紹介、デジタルハリウッド教員派遣による出張授業・オンライン授業の実施、さらには学生募集サポートから就職サポートまで、幅広く支援していく。導入実績47校(2020年11月現在)。
活用事例の概要
■東京国際大学の事例
活用方法:通年開講の「専門演習」(3、4年合同ゼミ)で、eラーニング教材「JavaScriptでゲームを作ろう」を導入。現在、近しい興味関心を持つ学生がグループを組み、ゲームに関わるテーマで卒業研究を実施している
・女子グループA(2人):私から研究課題(情報プレースメントテストの分析)提示
・女子グループB(2人):UFOたたきゲーム編を改良したゲームプログラムの開発
・男子グループA(2人):e-Sportsに関する文献サーベイ
・男子グループB(3人):大学生のゲーム依存度合いに関する調査分析と対策
■文星芸術大学の事例
活用方法:マンガ専攻のゼミ「美術制作演習Ⅰ~Ⅴ」(春季・秋季開講)の中で導入。利用したのは「AfterEffects・Premiere講座」「Unity基礎講座」。活用範囲は既存のマンガの制作手法の枠にとらわれない研究を目的としたこのゼミの演習授業
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