- トップ
- 企業・教材・サービス
- CRL、米カーネギーメロン大のハッキングコンテストに日本向けの賞を設立
2021年2月16日
CRL、米カーネギーメロン大のハッキングコンテストに日本向けの賞を設立
コグニティブリサーチラボ(CRL)は15日、米国カーネギーメロン大学が開発・運営する中高生向けハッキングコンテスト「picoCTF」のカテゴリースポンサーとして、3月に開催される「picoCTF2021」で初めての日本向けのチーム賞を設立すると発表した。
同大は、サイバーセキュリティ分野とAI分野とで世界大学ランキング第1位(U.S.ニューズ・アンド・ワールドレポート)。picoCTFは、同大コンピュータセキュリティ研究センター(CyLab)が中高生向けに開発し、2013年から運用。
ゲーミフィケーションの思想が導入されているのが特徴で、競技参加者は picoCTF通じて、世界トップレベルのハッカーが出題する課題を、ゲーム感覚で楽しみながら、セキュリティ技術に関する学習もでき、脳への定着も良く、高い学習効果が得られる。
日本国内でのカテゴリースポンサー契約を締結しているCRLは、picoCTFを日本国内で展開しているが、今回、3月に開催される同コンテスト「picoCTF2021」で、初めての日本向けのチーム賞「CognitiveHack Japan賞」を設立する。
「picoCTF2021」は、3月16日~30日にかけて開催。参加対象は、すでにプログラミングを学んでおり力試しをしたい学生から、ハッキング技術を一から学びたい学生まで幅広い層に向けられている。また個人だけでなく、学校の部活やプログラミング教室の仲間とのチームでの競技参加もできる。
CTFとは、「Capture-the-Flag(旗取り)」の略称。コンピュータセキュリティ技術の競技で、「ハッキングコンテスト」や「ハッカーコンテスト」とも訳される。
競技参加者は、コンピュータサイエンスの知識と技術を用いて、リバースエンジニアリングやネットワーク解析などを行い、主催者によってコンピュータ内に隠されたフラッグ(旗)を見つけ出すことを競い合う。
近年は、サイバー防御とサイバー攻撃を学ぶ教育手法として、全世界で開催されるようになった。
「CognitiveHack Japan」概要
大会日程:
・CognitiveHack Japan登録開始:日本時間2月15日(月)
・picoCTF登録開始:米国東部時間2月16日(火)
・picoCTF/CognitiveHack Japan大会期間:米国東部時間3月16日~30日
参加資格:13歳以上の日本の中学校・高校、高等専門学校の1〜3学年在籍者(2021年3月末時点、今春卒業する中学生・高校生も参加可能)
チーム編成:1人〜5人のメンバーで参加すること(全員同じ学校でなくても可)
参加費:無料
各賞:
・「チーム賞」(最も得点の高い上位チーム)賞金:1位20万円+副賞、2位5万円、3位3万円
・「学校賞」(登録チームの合計得点が最も高い学校)賞金:5万円
・「中学生部門賞」(中学生のみのチームで最も得点の高いチーム)賞金:5万円
・「女性部門賞」(女性のみのチームで最も点数の高いチーム)賞金:5万円+副賞
エントリー方法:国内向けでの特設サイト「CognitiveHack Japan」へのチーム登録とカーネギーメロン大のサイト「picoCTF-CMU Cybersecurity Competition」へのアカウント作成とコンテスト課題の実施
関連URL
最新ニュース
- 「EDIX(教育総合展)東京」、5月8~10日に東京ビッグサイトで開催(2024年5月2日)
- 第一志望に合格した大学生の5割以上が、2回以上「志望校が変わった」と回答=武田塾調べ=(2024年5月2日)
- アディッシュプラス、宮崎市による「宮崎市こころつなぐライン相談」事業を受託(2024年5月2日)
- Adecco、東京都「デジタル人材育成支援事業(短期集中コース)」の運営を開始(2024年5月2日)
- DNP、不登校児童・生徒などを支援する3Dメタバースを東京都の30自治体等に展開(2024年5月2日)
- ラインズ、入退室管理システム「安心でんしょばと」仙台市で一斉導入(2024年5月2日)
- コドモン、大阪府摂津市のこども園にICTサービス「CoDMON」導入(2024年5月2日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が山梨県南アルプス市で提供開始(2024年5月2日)
- ミラボの子育て支援アプリ「子育てモバイル」、岐阜・美濃市が導入(2024年5月2日)
- iU、eスポーツルーム開設 新年度から正式カリキュラム化も検討(2024年5月2日)