2021年9月24日
GIGAスクール推進委、「自治体・学校情報発信サブ部会」の座談会内容を公開
GIGAスクール構想推進委員会は、同委員会の情報発信部会が「利活用のボトルネックがどこにあるのか?」をテーマに開催したオンライン座談会の内容を、21日に公開した。
同部会では、月に1回、テーマを定めた座談会を開催し、その内容を公開していくことにしており、今回がその第1弾。
座談会では、発言者を匿名にすることで、忌憚のない自由な意見交換を行う。それをもとに、各自治体の個別具体的な課題の解決に向けた糸口を作りやすくし、児童生徒の「1人1台端末環境」の達成を手助けする。
「利活用のボトルネックがどこにあるのか?」をテーマに開催した今回の座談会は、7月15日18:00~19:00に実施。自治体・学校関係者らが自由に発言した。
座談会の主な内容
・「人」がボトルネックになっているのではないか、という意見が出た
A:毎月オンライン会議をやっていて思うのは、意欲と能力のある人間が市町村で極端に差が出ているなと感じる。やる気のところは持ち帰りの実証実験とか進めていて、夏休みはしっかり持ち帰らせる準備ができている。保護者にも通知が行っているし、生徒にルールブック渡したりしているところもある。一方でいまだに端末が積み上げられているところもあって、たまたま今いる担当者のレベルがそのまま実際の状況に影響している
B:キーマンになる人がいるかいないか。管理職でも他人事と考えている人がいて、そういう自治体はなかなか進まない。意欲のある管理職は、例えば電子黒板の業者に自分で連絡してデモ機を貸してくれと交渉し、それを教師に使わせたりしている
C: 学校間の差が大きな課題となってきている。リーダーシップをとる教師の意識の差であることが大きいが、進んでいる学校でも自治体の意向・意図と異なる方向となっている場合があったりする
・「自治体間、学校間の差や違い」は本当に問題なのか、という意見も出た
C:自治体間・学校間の違いはあってもいいが、そこに関係する人に不利益があってはよくない。規模によって差はあるので同じようにはいかないが、そこにいる子どもたちが困らないようにしたいというのが原則
A:人口が少ない自治体とかだと教育委員会も人数が少ないところもある。そのようなところに、通常の業務に加えて教育ICTに関する膨大な業務をやらせるのは酷かなと思う
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