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2021年11月15日
すなばコーポレーション、沖縄八重山諸島オリジナルSDGs学習ゲーム完成
すなばコーポレーションは11日、同社が展開するSDGs学習ゲーム「Get The Point」の沖縄八重山諸島版が完成したと発表した。
石垣市在住・八重山高校2年生の当銘由羅(とうめゆら)さんの想いから「Get The Point八重山諸島版」プロジェクトがスタート。クラウドファンディングで製作資金を調達し、八重山地域で活動する企業や団体も協力してこのたび完成にいたった。
すでに展開している「Get The Point」のゲームシステムはそのままに、八重山諸島に合わせて、海との共生を考えられる資源カードの構成にしたり、アイテムカードにご当地アイテムが登場したりと、ゲーム世界を身近に感じられる内容となっている。また、ゲーム内の資源環境を左右するクライシスカード・サステナブルカードも、八重山地域の課題や取り組みを反映し、地域に根ざした学びを深められるようになっている。
ゲーム体験後に配布される事後学習シートでは、ゲーム内に登場した取り組みが実際に八重山地域で行われていることを理解するとともに、未来を変えるため具体的な行動につながるような情報への導線を用意している。
今回製作したゲームについては一般販売は行わず、教育委員会を通じて八重山地域のすべての小中高等学校に一部を寄贈。残りは、近日設立予定のローカルSDGs推進支援機構で保管し、八重山諸島の学校を巡回する出張授業開催や地域イベントなどに活用していく。
また、今月20日・21日にANAインターコンチネンタル石垣リゾートで開催する「やいまSDGsシンポジウムTHE EARTH VOICE」にて、完成した「Get The Point八重山諸島版」の実物が初公開され、ゲーム大会も予定されている。
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