2021年12月20日
コンディションノート『Atleta』、コロナと部活動の関係に関するアンケート調査
エムティーアイは16日、コンディションノート「Atleta」を利用中の指導者や選手に「新型コロナウイルス感染症と部活動の関係に関する調査」を行い、その結果を公表した。
対面での練習日数や時間数については、指導者は、練習が「無くなった」8.0%、「大幅に減った」58.6%、「やや減った」26.4%と答え、合わせて93.0%が「無くなった」、または「減った」と回答。選手からは「無くなった」4.5%、「大幅に減った」35.4%、「やや減った」38.7%となり、合わせて78.6%が、練習時間が「無くなった」、または「減った」と回答。1・2年生の選手からの回答もあるため「変わらない」が17.2%となり、チームに加入した頃には既に感染拡大防止に配慮した練習方法に変わっていたことがうかがえる。
自主練習の日数や時間数については、指導者からは「無くなった」4.7%、「大幅に減った」27.9%、「やや減った」12.8%で、合わせて45.4%となった一方、「やや増えた」23.3%「大幅に増えた」19.8%を合わせると43.1%。選手からは「無くなった」2.9%、「大幅に減った」16.5%、「やや減った」18.3%で合わせて37.7%が減ったと回答。「やや増えた」21.2%、「大幅に増えた」14.1%で合わせて35.3%が増えたと答え、「変わらない」は27.1%だった。
選手同士のコミュニケーションの量については、指導者からは「無くなった」3.5%、「大幅に減った」27.1%、「やや減った」30.6%の、合わせて61.2%が減ったと回答、「変わらない」は27.4%。選手は「無くなった」1.8%、「大幅に減った」14.7%、「やや減った」26.9%、合わせて43.4%が減ったと回答した一方、「変わらない」が46.3%となり、指導者と比べコミュニケーション量が「変わらない」と認識しているようだ。
コミュニケーション手段は、「変化があった」が指導者で73.3%、選手で52.6%。活用したコミュニケーション手段は、指導者が「Atleta等のトレーニング用アプリ」41.9%、「メール・LINE」30.2%、「Zoom等のオンラインミーティング」24.4%。選手からは「メール・LINE」61.6%、「Zoom等のオンラインミーティング」20.2%、「Atleta等のトレーニング用アプリ」10.2%。
調査は、11月16日(火)~23日(火)に、スタッフを対象に実施。11月23日(火)~30日(火)に、選手を対象に実施した。調査方法は「Atleta」で、人数は765名(スタッフ90名、選手675名)。
「Atleta」は、部活動などのスポーツチームの「コンディショニング」と「コミュニケーション」をサポートする機能を備えたサービス。コンディショニング機能では、日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容、時間、強度などを選手が記録し、指導者はそれを一覧で確認することができる。コミュニケーション機能では、指導者からチーム全体や個々人に向けたメッセージ、ファイル、動画の配信や、選手との双方向のやりとりなどができる。
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