2021年12月27日
Schoo、立命館大学と「DX推進アドバイザリー契約」を締結
Schoo(スクー)は24日、立命館大学と「デジタルトランスフォーメーション(DX)推進アドバイザリー契約」を締結したと発表した。
同社の同契約締結は、近畿大学、iU情報経営イノベーション専門職大学、日本経済大学、福岡大学に続いて5校目。今後は、立命館大学のDX推進を同社が支援していく。
同大は、「学園ビジョンR2030」を掲げ、より教育効果の高い授業手法の開発や実践、次世代の新たな教育システムの構築を目指してDX推進に取り組んでいる。
オンライン授業配信のためのスタジオ設置をはじめ、2024年度には大阪いばらきキャンパス(OIC)へ映像学部・情報理工学部を移転する予定で、これを契機とした映像とデジタルの掛け合わせによる未来志向の映像発信を目指すプラットフォームの構築に向けた取り組みなど、次世代の教育環境の整備に注力している。
一方、同社は創業以来10年間オンライン授業を提供する中で培った「オンラインでの学習体験設計」と「安定したライブ配信技術」をかけ合わせ、2014年以降20を超える高等教育機関と提携し、様々な実証実験やDX支援を行ってきた。
その実績を活かし、同大のオフラインとオンラインを高度に融合した教育体制の実現に向けて支援するため、今回の契約締結に至った。
同社は、「DX推進アドバイザー」として、同大に①オンライン化のための講義の企画アドバイス、②オンライン講義の演出アドバイス、③教室のスタジオ化のための機材の選定や準備に関するアドバイス、④オンライン講義配信ツール・DXツールの選定での情報提供とアドバイス、⑤学内全体のDX推進に関する管理体制の構築と運営へのアドバイス、を行っていく。
同社は、2014年以降20以上の高等教育機関と提携。2020年3月に設置した「大学授業のオンライン化相談窓口」を通して10以上の大学のオンライン化を支援してきた。
2020年12月には、正式に教育機関に特化したDX支援サービスを発表。2021年9月には、高等教育機関DXプラットフォーム「Schoo Swing」を正式リリースし、ハイブリッド型教育の実現だけでなく、オンラインを活用した教育の質向上・学習成果の可視化を目指したDX支援を行っている。
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