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2022年2月25日

DNPのプラットフォーム「リアテンダント」、東京・大田区立中学28校が導入

大日本印刷(DNP)は24日、同社の学びのプラットフォーム「リアテンダント」が、東京都大田区立中学校28校に導入されることになったと発表した。

「リアテンダント」は、紙のテストの採点・集計業務をデジタル化し、児童・生徒一人ひとりの課題を抽出して、個別最適化した学習の推進や教員の働き方改革などを支援するプラットフォーム。

今回導入する学校では、「リアテンダント」の稼働を2022年1月に開始。また、大田区で導入済のNTTコミュニケーションズの学習eポータル「まなびポケット」と「リアテンダント」は、1回の認証(シングルサインオン)で連携して利用できることから、利便性の向上にもつながる。

大田区教育委員会は、生徒の学力向上や学校の働き方改革を推進するため、様々な手法を検討しており、その一環として採点支援システムの検証を実施。2020年12月には、大田区内のモデル校で、学習履歴(スタディ・ログ)データの活用実績もある「リアテンダント」の実証を行った。

その結果、従来の採点業務に比べて作業時間を削減できたことに加え、スタディ・ログを指導に活用できる点についても教員から高い評価を得たことから、「リアテンダント」を本格的に導入することになった。

NTTコミュニケーションズの「まなびポケット」は、スケジュールや教材の一括管理、学習状況の見える化の管理など、教育に必要な各種システムをつなぐプラットフォーム。

今回DNPは、「まなびポケット」と「リアテンダント」のシングルサインオンを可能としたことで、大田区教育委員会が目指す「子どもたちの新しい学びの構築と学びの保障」を支援していく。

またDNPは今後、すでに導入が決まっている東京都立の高校全校と中等教育学校・附属中学校の計203校、文京区や千代田区の中学校全校に対して、「リアテンダント」シリーズを提供していく。

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「大田区立中学校の導入」の詳細

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