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2022年4月18日
エプソン、教育アプリ「プログラマッピング」を活用した実証授業を実施
エプソン販売は15日、現在開発中の教育アプリケーション「プログラマッピング」を活用した、プログラミング教育の実証授業を、横浜市立荏子田小学校で実施したと発表した。
同アプリは、小学校低学年の児童でも簡単なプログラミングでプロジェクションマッピングのコンテンツ制作ができる。今回、その操作性やプログラミング思考を育む効果を検証するため、同小の4年生2クラスを対象に実証授業を実施。
授業では、4年1組と2組の2クラスを複数のグループに分け、操作方法のレクチャー、コンテンツ制作、作品発表のリハーサルから鑑賞会までを行った。
4~5時限をかけてコンテンツを制作した後に、2時限かけてリハーサルと1年生を招いた鑑賞会を実施。
操作難度は小学4年生にはちょうど良い程度で、シンプルなビジュアルプログラミング構成のため、生徒たちは簡単な操作レクチャーを受けただけで作品制作を開始することができたという。
制作工程では、「登場人物の設定や場の設定などストーリーを作りPC上でプログラムする」「設置場所に設置・投映して調整・修正する」の2段階のステップがあるが、今回の実証授業では、プロジェクターを現場に持って行って、その場で試行錯誤した。
児童用端末画面と投映対象との連動が、生徒たちを刺激し、工夫を生み、新しい可能性を広げたという。
同社は今後、実際の教育現場での実証授業を通じて、同アプリの操作性の向上を図るとともに、プログラミング教育への効果検証を行い、2022年度の商品化を目指す。なお、同アプリの開発や今回の実証授業は、放送大学の中川一史教授・佐藤幸江客員教授が監修。
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