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2022年9月1日

トモノカイ、Classiと連携し高校「探究」指導や評価をオンラインツールでサポート

トモノカイは8月30日、Classiの教育プラットフォーム「Classi(クラッシー)」と連携し、2022 年度から必修科目となった高等学校「総合的な探究の時間」の指導や評価のサポートプログラムを9月から開始すると発表した。

トモノカイが派遣する学生メンターは、これまでも「Classi」を活用した放課後の学習支援を行ってきた。今回の連携では、新たに生徒たちの探究活動を支援。学生メンターが学習の経過をチェックし、アドバイスした内容を Classi に登録、生徒も質問や相談内容を書き込み、コミュニケーションをとりながら指導内容の記録を蓄積する。それを教員が確認し、学生が一次評価した内容をもとに生徒の指導や最終評価を行う。

生徒はオンラインで、医学や法学など幅広い専攻分野を持つ大学院生や、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)、スーパーグローバルハイスクール(SGH)で探究活動を過去に経験した大学生など、学生メンターに気軽に質問、相談が可能となる。外部リソースを活用しながら個別サポートの体制を実現し、生徒の異なる探究テーマに対応していた教員の負担を大幅に削減する。教員は個別最適な学びの実践に向けた指導に注力することが可能になる。

生徒の探究活動における学びや気づき、経過が Classi 上に記録されるようになり、評価をしやすくなる。また、メンターを担当した学生が生徒の活動を一次評価することで、指導要領で推奨される「多面的な評価」と「学習状況の過程の評価」を補うことが可能。その結果、教員の評価に対する負担が減り、より信頼度の高い評価の補完をする。

トモノカイは、東京大学家庭教師サークルを母体に 2000 年設立以降、約 23 万人の登録大学生・大学院生・留学生を軸に教育業界をサポートする事業を展開。学校向けの放課後学習支援を中心に現在、首都圏中心に 40 校超の学校を支援している。

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