2022年9月21日
SDGs、取り組めない理由の1位は「具体的に何をすれば良いか分からない」=イー・ラーニング研究所調べ=
イー・ラーニング研究所は20日、子どもがいる全国の親407人を対象に実施した、「2022年:子どもと取り組むSDGsに関する調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「SDGsを知っているか」と聞いたところ、9割以上(372人)が「はい」と回答。近年大企業を始め、社会的にも盛んに取り組まれていることで、親世代にもSDGsが浸透していることが分かった。
「SDGsに取り組んでみたいと思うか」との質問には、半数(203人)が「すでに取り組んでいる」と回答。
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SDGsのどの項目に取り組んでいるか」を聞いたところ、「質の高い教育をみんなに」が全体の3割以上(132人)で最も多く、以下、「貧困をなくそう」(66人)、「すべての人に健康と福祉を」(51人)と続いた。
SDGsの中でも、経済的・身体的な「平等」への関心が高く、特に教育について注力する家庭が多いといえる。
一方で、回答が少なかった項目は「パートナーシップで目標を達成しよう」(15人)や「産業と技術革新の基盤を作ろう」(12人)などで、他のコミュニティとのつながりや、専門的な知識を必要とする項目については、個人での取り組みが難しいことが伺える。

また、「現状SDGsに取り組めていない原因は何だと思うか」を尋ねたところ、7割以上(146人)が「具体的に何をすれば良いか分からないから」と回答した。今後は、SDGsの概念だけでなく、個人でできる具体的な取り組み方について、訴求していく必要があるようだ。
「子どもと一緒にできるSDGsの取り組みがあると思うか」と聞いたところ、9割以上(375人)が「はい」と回答。

「どの取り組みなら子どもと取り組めると思うか」については、「食べ物を残さず食べたりして、ものを使い切るようにする」が7割以上(289人)で最も多く、以下、「電気・ガス・水道などを節約する」(271人)、「マイボトル・マイバッグなどを持参する」(264人)、「買いすぎ、使い過ぎをしない」(234人)の3つの項目も6割前後の回答を集めた。
一方で、「水族館・工場・博物館など、SDGsを学べる場所に行く」(116人)、「移動はできるだけ徒歩、もしくは自転車や交通機関を利用する」(117人)はそれぞれ3割以下で、家の外でのSDGsの取り組みは難しいことが分かった。
また、「子どもにSDGsについて教えるのは難しいと思うか」と聞いたところ、「はい」と回答したのは3割未満(111人)だった。
しかし、「SDGsについて家族で話し合ったことがあるか」との質問には、約7割(274人)が「いいえ」と回答。SDGsは子どもにも教えやすいものと認識している一方で、家族で話す機会を設けて、理解を深めている家庭は少ないことが伺える。
「子どもにどこでSDGsについて学んでほしいか」と聞いたところ、約8割(317人)が「学校」と回答。以下、「家庭」(181人)、「インターネット」(167人)と続いた。約4割が「インターネット」と回答していることから、今後はオンラインでのSDGs教育にも注目が集まることが予想される。
この調査は、子どもがいる全国の成人男女を対象に、8月3日~30日にかけて、紙回答の形で実施した。有効回答数は407人。
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