2022年11月4日
小中学生のゲーム、「1日1~2時間」が最多で、人気No1は「あつ森」 =ニフティキッズ調べ=
ニフティが運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」は、小中学生を中心とした全国の子ども2355人を対象に実施した「ゲームに関するアンケート調査」の結果をまとめたレポートを、11月2日付で公開した。
それによると、「1日何時間くらいゲームをするか」を聞いたところ、最も多かったのは「1~2時間」24%だった。「3~4時間」や「4時間以上」と答えた小中生は2割未満だった。
「ゲームは誰と一緒に遊ぶことが多いのか」を尋ねたところ、「1人で楽しむ」小中生が多く、8割近くが「1人で」と回答。また、リアルの友だちとゲームで遊ぶ際も「リアルで遊ぶ」よりも「オンラインで遊ぶ」という小中生の方が割合的に多い。
「持っているゲーム機」を聞いたところ、最も多かったのは「Nintendo Switch」76%で、第2位「スマホ・タブレット」60%、第3位「ニンテンドー3DS・2DS」36%と続いた。
「好きなゲーム(ゲーム機でのゲーム)」については、人気No1は「どうぶつの森」シリーズの最新作のNintendo Switch用ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)46%。
以下、サンドボックスゲーム「マインクラフト」(Minecraft)、Nintendo Switch用ゲームソフト「スプラトゥーン3」が、いずれも30%以上を占めて続いた。このほか自由回答では、「ポケットモンスター」シリーズやバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」(Fortnite)、「桃太郎電鉄」などが挙げられた。
また、「好きなゲームアプリ」を聞いたところ、第1位は「LINE:ディズニー ツムツム」21%、第2位「Minecraft」19%、第3位「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」17%。その他、「Sky星を紡ぐ子どもたち」や「モンスターストライク」なども挙げられた。
「1番好きなゲーム実況チャンネル」を尋ねたところ、小学生と中学生でやや順位が異なった。両者とも第1位だったのは、生放送や動画配信サイトなどで活動中の6人組エンタメユニット・すとぷりのYouTubeチャンネル「すとぷりちゃんねる」。
他にも「日常組」や「ポッキー」、「はじめしゃちょー2(hajime)」、「壱百満天原サロメ」などの名前が上がったが、その一方で、全体の20%が「ゲーム実況チャンネルを全く見てない」と回答した。
ゲームについて、「おうちの人と決めているルールはあるか」を聞いたところ、最も多かったのは、「プレイ時間が決められている」と「課金しない」でどちらも全体の53%を占めた。
他にも、「やることを終わらせてからゲームする」44%、「オンラインで知らない人とゲームをしない」20%など、各家庭で様々なルールが設けられていたが、小中生の17%が「ルールなし」でゲームを楽しんでおり、「決めているルールはない」との回答も少なくなかった。
「eスポーツ」について聞いたところ、小学生よりも中学生の方が認知度がやや高いようで、「知っている」と答えた小学生は51%、中学生は65%だった。「聞いたことはあるが詳しく知らない」も含めると、中学生の9割以上がeスポーツを知っていることになる。
また、「eスポーツの大会に参加・観戦したことがあるか」を聞いたところ、「参加したことがある」と答えた小中生は、全体の7%にとどまった。「オンラインで観戦したことがある」は21%、「リアルで観戦したことがある」は5%で、小中生のおよそ7割がeスポーツ大会への参加・観戦経験がないことが分かった。
eスポーツの大会に「参加してみたいか」を尋ねたところ、小学生・中学生で結果がやや異なり、小学生の場合は「参加してみたい」が47%、「参加したくない」が53%。対して中学生は68%が「参加したくない」と答えており、どちらの割合もほぼ半々であった小学生と比べて「参加意欲」が薄いように感じられる。
eスポーツの選手に「聞いてみたいこと」を尋ねたところ、1日のゲーム時間や賞金の金額、eスポーツの選手になりたいと思ったきっかけなど、様々な声が寄せられた。
この調査は、小中学生を中心とする全国の「ニフティキッズ」訪問者を対象に、9月16日~10月10日にかけて、インターネットで実施した、有効回答数は2355人。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)