- トップ
- 企業・教材・サービス
- みんがく、ChatGPT搭載した学習塾支援サービスのβ版をリリース
2023年3月28日
みんがく、ChatGPT搭載した学習塾支援サービスのβ版をリリース
オンライン自習室サービス『みんがく』を運営するみんがくは25日、ChatGPT搭載の学習塾支援サービス「先生のBUKA~優秀な部下としての教育現場用ChatGPT導入~(β版)」をリリースしたと発表した。
今後は、教育現場でもChatGPTを活用し、教員は対面の生徒指導や面談など人間にしかできないことに注力したいというニーズが強くなっていくことが予想される。しかし、「ChatGPTのリアルタイム回答に任せるのは、まだ不安で怖い」という教員が多いのも事実。そのような課題を解決するサービスとなっている。
どれだけAIが普及し個別最適化されたツールが生まれようと、生徒本人をやる気にしなければ、結局使われない宝の持ち腐れとなってしまう。同社ではこの考えに基づき、教員と生徒の信頼関係を太くするツール開発を心掛けている。この理念に基づき生まれたのが同サービス。
「全世界に衝撃を与えているChatGPTなどAIを有効活用したい。でも、AIに依存することできない」。同社では、そのように考える教員がAIを優秀な部下と考え、教員自身が責任をもって指示を出すことで、教育現場で安心して活用できるAIサービスを開発した。日々の教育現場で行われている「部下に指示を出し、生徒向け文面案を出させる。そのまま生徒に出せない内容があれば修正させる。そうして完成した内容を、教員が承認にして生徒に送信する」という一連の流れを効率的に行うツールとなっている。人間によるアクションを挟む分、純粋なAIのみのシステムよりはレスポンスは遅くなる。しかし、同社では最後は教員が責任をもって生徒にメッセージを送ることに大きな意味があるという考えを大切にして開発を進めているという。
同社は教育特化のデジタル専門家集団(=教育DXラボ)を抱えており、教育UI/UXを熟知した優秀なエンジニアが揃っている。また学習塾に特化した、生徒と教員のコミュニケーションに焦点を当てたサービスを、ChatGPT発表以前から展開しており、同サービス基盤がほぼ完成していたため、同サービスをスピーディにリリースした。
現在100塾限定で6月末まで基本使用料9350円を無料とする先行募集をしており、4月7日には利用を開始する。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)