2023年4月13日
アディッシュプラス、宮崎県の「SNSを活用した相談事業」を受託
アディッシュの子会社のアディッシュプラスは12日、宮崎県の「SNSを活用した相談事業」を受託し、「SNS相談・通報サービス」の提供を開始したと発表した。
同県の相談事業では、同社のいじめ対策コンサルティングサービス「スクールガーディアン」が、児童生徒の身近なコミュニケーション手段であるSNSを活用した双方向の相談と一方向の連絡ができる環境を整備し、児童生徒の相談に速やかに対応していく。
スクールガーディアンの「SNS相談・通報サービス」では、LINEやウェブページを使って、双方向の相談に加え、いじめの目撃情報など一方向の連絡も受け付け、相談者の反応に応じて、ボットが適宜選択肢を提示。相談者の属性聴取、学校への連絡内容の受け付け、緊急電話窓口の案内など、用途に応じて自動で応答する。
児童生徒の選択により、自動応答から有人の相談対応(双方向)への切り替えができ、児童生徒の悩みに公認心理士や社会福祉士などの有資格者がチャットで対応。
一方向連絡窓口では、24時間365日、児童生徒からの連絡を受け付ける。緊急性の高い内容は、迅速に自治体担当者に報告。一方向連絡に加え双方向相談でも、生命の危険が感じられるような内容は、緊急時対応の方針に則り、関係者に連絡する体制を構築している。
いじめを受けている当事者だけでなく、目撃した第3者からの匿名連絡も受け付けており、声を上げやすい環境にすることで、いじめの早期発見・早期対応につなげていく。
【相談事業の概要】
窓口名称:「宮崎県子どもSNS相談」
履行期間:4月1日(土)~2024年3月31日(日)
対象者:宮崎県内にある国公私立小・中・高校・義務教育学校・中等教育学校・特別支援学校の全児童生徒約12万人
目的:SNSを通じて、いじめや不登校など児童生徒が抱える悩みを投稿する仕組みを構築して、受け付けた相談内容を県教育委員会などに報告することで、生徒の悩みの早期発見・早期対応につなげる
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