2023年8月18日
子どもの携帯電話、保護者の35.7%が「中学生から持たせた」と回答 =日本トレンドリサーチ調べ=
日本トレンドリサーチは17日、青山ラジュボークリニックと共同で、子どもがいる50代以下の男女280人を対象に実施した、「子どもの携帯電話に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、小中高校生の子どもがいる保護者に、「現在、子どもは携帯電話(スマホ/ガラケー)を持っているか」を聞いたところ、71.3%が「持たせている」と回答。「持たせていない」は28.7%だった。
「子どもに持たせている携帯電話」について聞いたところ、90.8%が「スマホ」で、6.9%が「フィーチャーホン(ガラケー)」だった。
また、「子どもに携帯電話はいつから持たせ始めたか」を聞いたところ、最も多かったのは「中学生から」35.7%で、以下、「高校生から」30.4%、「小学校高学年」16.1%、「小学校低学年」10.7%、「小学校中学年」6.3%と続いた。半数以上の保護者が、子どもが「中学生以降になってから」携帯電話を持たせ始めているようだ。
「携帯電話を持たせた理由」については、「防犯のため」や「親が共働きなので連絡用」のほか、「子どもの友達がみんな持っているから」といった声が多かった。
また、「子どもに携帯電話を持たせた当初、最初から賛成していたか」を尋ねたところ、65.2%が「賛成していた」と回答。22.8%は「途中から賛成した」で、「今でも悩んでいる」も4.9%いた。
一方、「子どもに携帯電話を持たせていない」と答えた保護者に、子どもから「携帯電話を持ちたい」と言われたことはあるかを聞いたところ、「言われたことがある」が51.4%で、「ない」が48.6%と、ほぼ半数ずつだった。
「将来的に子どもに携帯電話を持たせる予定はあるか」を聞いたところ、77.1%が「ある」と回答。「ない」は22.9%だった。「携帯電話を持たせる予定はある」と回答した理由については、「便利な連絡手段のため」との考えが多く、「持たせる予定はない」の理由は、「今はまだ早い。必要に応じて持たせたい」といった声が多かった。
この調査は、子どもがいる全国の50代以下の男女を対象に、7月25日 ~27日にかけてインターネットで実施。有効回答数は280人。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)




















