2023年10月4日
オンライン動画学習「gacco」、滋賀大「ビジネスサイエンスMOOC」をリニューアル公開
ドコモgaccoが運営するオンライン動画学習サービス「gacco」(ガッコ)は3日、経営学とデータサイエンスを融合したビジネスサイエンス人材(DX人材)育成オンライン講座「滋賀大学ビジネスサイエンスMOOC」を、リニューアル公開した。
同講座は、同社が同大と提携して、経営者・ビジネスパーソンに向けに公開しているもので、これまでは、統計学やマーケティング、マネジメントなど様々なビジネスシーンでの活用に重点を置いた社会人向けビジネスサイエンス講座を公開していた。
今回のリニューアルでは、来年4月に同大大学院経済学研究科に、日本初の学位「修士(経営分析学)」(MBAN:Master of Business Analytics)を授与する「MBAN経営分析学専攻」が新たに設置されるのに伴い、同大学院で開講する「経営分析学専攻」「ビジネス・データサイエンス専修プログラム」の一部を今後公開していく仕様に変更。
来春、新たに設置される「MBAN経営分析学専攻」は、日本初のデータサイエンス学部と、伝統ある経済学部がある同大から生まれた、DX人材を育成する新たな専攻。
修士プログラムであるMBANは、経営・経済の知識に、データサイエンスの実践的知識・スキルを融合した学問で、DXを推進する次世代の管理職・経営幹部に必要な力を身に付けることができ、今回、新たにMBANの一部をgacco(法人向け有料の「gacco for Biz」と無料の「gacco」の2種)で公開した。
同講座は、実務的なDXの手法ではなく、企業が価値創造を続け、市場で必要とされ続けるための抜本的な経営変革につなげるDXを学ぶ内容で、MBANやgaccoの講座を通じて、将来的にはMBANをMBAなどに次ぐ、次世代のリーダー層に必要な新たな学問として全国に広げていく考え。
MBANで学ぶ一部の内容をgaccoのコンテンツとして学ぶことができ、経営層・管理職向けの有料講座は「gacco for Biz」で、働く人全員に向けた無料エントリー講座は「gacco」で利用できる。リスキリングにも最適で、会社の経営層や企業の中核を担うニューリーダー、起業したい社会人にもオススメの内容。
企業全体のDX教育までデザインしたトータルコンテンツの提供、DXの背景、DXで活用されるデータ技術の内容、その活用方法や事例、デザイン思考やアジャイルな働き方など、新たな価値を生み出す基礎となるマインド・スタンスまでを網羅している。
講座内容に関しては、現在公開中の無料コンテンツに加え、今後新たなコンテンツを随時拡充していく予定。同講座を受講するには、gaccoの会員登録(無料)が必要。
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