2026年2月24日
個別指導塾「スクール IE」、「もったいない努力あるある調査」の結果を公開
やる気スイッチグループが展開する個別指導塾「スクールIE」は19日、小学3年生~高校3年生と保護者及び、スクールIEの教室長・講師に実施した、「もったいない努力あるある調査」の結果を公開した。


調査では、学生・保護者の約6割が「成果につながる勉強法が分からない」と回答した。内訳は、学生で「まったく分からない」16.1%、「あまり分かっていない」40.0%、保護者で「まったく分からない」16.5%、「あまり分かっていない」44.4%となり、多くの家庭で「頑張り方」自体が定まらないまま学習が進んでいる状況が示された。


学習姿勢に関しては、学生・保護者ともに「『苦手』と思ったことはチャレンジせずに避けてしまう」が最多で、学生42.4%、保護者42.6%といずれも4割を超えた。一方で、教室長・講師側に「生徒・保護者が陥りやすい学習姿勢」を尋ねたところ、「塾に通っていれば、成績が上がると思っている」が82.7%で最多となった。学生側の同回答は21.9%、保護者は16.9%にとどまり、現場が捉える課題認識と家庭側の自己認識にギャップがあることがうかがえる。


学習計画では、教室長・講師が「『一夜漬け』で定期テストは乗り切れるが、模試や実力テストで点が取れない」を60.1%で最多とし、短期の詰め込みに偏る学習の限界を指摘した。加えて「基礎学習が抜けているのに、応用演習を繰り返している」も53.4%と半数超にのぼり、学習の順序設計が成果に直結していないケースが多いとみている。一方で、この認識は学生22.2%、保護者17.3%と低く、課題が可視化されにくい構図が浮かび上がった。


具体的な学習方法としては、学生・保護者の回答で「ノートをきれいにまとめただけで勉強した気になってしまう」が学生39.1%、保護者32.5%で最多。教室長・講師が「成績が伸び悩む生徒によく見られる学習方法」として最も多く挙げたのは「単語や公式はノートに書かず、見て(読んで)覚える」で72.0%だった。

また、スマホ・生成AI・動画視聴といった利便性が学習の質を下げる「もったいない努力」が増えている点も焦点となった。教室長・講師からは、学習目的でスマホ検索を始めたものの別コンテンツに逸れてしまう、AIに頼って宿題を終え授業内容が定着していない、YouTube視聴で理解した気になってしまうといった事例が挙げられた。学生・保護者への設問でも「分からない言葉や問題があると、自分で考える前にすぐ検索する」が最多で、学生34.8%、保護者34.4%と、いずれも約3人に1人が該当した。
関連URL
最新ニュース
- 小中学生が考えるSNS最大の問題は「ネット犯罪」=「ニフティキッズ」調べ=(2026年4月27日)
- 東京都、生成AIが子どもたちの学習に急速に浸透 都内公立学校児童・生徒の利用が1年で倍増(2026年4月27日)
- 日本語指導にICT活用が不可欠に、教員の8割超が「ICT有効」と回答=すららネット調べ=(2026年4月27日)
- 子どもの勉強やる気を引き出す方法、30.8%の保護者が「ご褒美を用意した」と回答=NEXER調べ=(2026年4月27日)
- 企業のリスキリング、人事担当者の88.3%が「政府支援発表後に取り組みが活発化」と回答=イー・コミュニケーションズ調べ=(2026年4月27日)
- 生成AI時代でも約8割以上の人「英語学習は必要」、約7割以上の人”AI英語”に不安 =IIBC調べ=(2026年4月27日)
- 子どもの金融教育、子育て世代の98%が「必要」と回答=日本のこどもの生き抜く力育成協会調べ=(2026年4月27日)
- 小学1年生の親、布製ランドセルの認知が初めて過半数へ =フットマーク調べ=(2026年4月27日)
- 東京通信大学、2027年4月に新学部「国際東京学部」を新設(2026年4月27日)
- 八ヶ岳農業大学校×東京大学大学院農学生命科学研究科、データ駆動型農業の実証と次世代農業人材の育成(2026年4月27日)












