2023年11月2日
東京カートグラフィック、杉並区教委とICT教育でのGISアプリを活用した検証事業
東京カートグラフィックは10月31日、東京都杉並区教育委員会とICT教育におけるGISアプリ「地図太郎Lite for Education」を活用した実証校による検証事業の開始を発表した。

杉並区における学校現場でのICT環境のさらなる利活用と、探究学習の促進を目指して、区内6校(小学校2校、中学校4校)の実証校において検証事業を行う。
地理が高校で49年ぶりに再必修化になったことを受け、地理学習の核が将来、子どもたちにとって必要不可欠となる「地理空間情報リテラシー」の向上、「国際化」への対応、「防災」、「持続可能な社会の構築」の取り組みに再構成された。
これらの学習の効果を高めるには、小学校・中学校では社会科や総合学習等の時間も連携して取り組んでいくことが重要であるとされており、小中学校を通した防災教育・地域の学習の重点化、SDGsへの取り組み、中学校での地球規模の課題を取り上げた授業や、地理情報システム(GIS)を取り入れグラフ化や図表化する授業を実施するという事例もあげられている。
しかし、教員にとって地図や統計、GISを利用した教育指導は準備や知識習得に手間と時間がかかるため、要求される地図学習を実施する障壁となり課題となっている。
同社を杉並区に構える東京カートグラフィックはこうした現状を踏まえ、充実したICT環境と文房具の様に「いつでも、どこでも」タブレットを利用できる柔軟な活用方針を掲げる杉並区に共感し、自社で開発するWebGISアプリ「地図太郎Lite for Education」を提供し小中学校におけるGISを活用した授業の有効性の検証事業を行うことした。
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)













