2023年12月8日
児童英語研究所、幼児・小学生向け英検対策オンラインプログラムにAIを導入
児童英語研究所は、AI(OpenAI)の言語モデルを活用した英検のライティング指導の提供を2024年1月17日から開始する。
同社は幼児・小学生でも取り組める英検対策教材「英検オンラインレッスン」(5級~準1級対象)を提供しているが、英検3級から準1級までの各級を対象にAIを導入したライティングの指導を追加する。
英検ライティング問題では、与えられたテーマに関して持論を展開する、いわゆるアーギュメンタティブ・タイプの作文課題が出題されているが、2024年度からはそれに加え、3級と準2級にはEメールに対する返信の作文課題が、2級と準1級には提示文章の要約課題が新たに加えられる。
今回のバージョンアップでは、従来の作文課題と新たに加わる問題形式について、AIがリアルタイムで回答を評価し、同時に改善点のアドバイスを与えるプログラムが追加される。評価内容やアドバイスの内容は、文章の構成、質問との関連性、文法ならびに使用語彙などで、具体的な改善点が即座にフィードバックされる。
英作文30問に加えて、新設のEメール文作成や要約文作成課題もそれぞれ30問追加される。これは過去問10年分に相当し、これらに取り組むことで、作文の内容の整理のしかたや、要求された語数の満たし方なども直感的に学習することを狙っている。
バージョンアップに伴い、2024年1月17日から英検オンラインレッスンの3級~準1級の価格を改定する。1月16日までは現価格での販売を予定しており、この日までの購入者は追加費用なくバージョンアップ後のプログラムを使用できる。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













