- トップ
- 企業・教材・サービス
- DNP、生成AIに整形したデータを活用することで誤回答を約90%削減
2023年12月18日
DNP、生成AIに整形したデータを活用することで誤回答を約90%削減
大日本印刷(DNP)は14日、PDF、Word等の多様なドキュメントを、生成AIの学習に適したデータ形式に整形する技術を開発したことを発表した。

整形したデータを生成AIが学習・参照することで、誤回答や非回答の件数を減らし、高い精度での回答を実現する。
同社は、5月に生成AIを活用できる社内環境を構築。この技術を用いて、社内規定、品質マニュアル、決算短信などのドキュメントのデータを整形し、生成AIに学習・参照させて実証実験を行った。整形したデータを用いた生成AIは、従来の生成AIと比較して、誤回答を約90%削減することができた。
この技術を活用した生成AIを利用することで、膨大なマニュアルやドキュメントを参照して業務を行う審査やコンタクトセンターの問い合わせ対応において、高精度な回答につながり、業務効率化を実現するという。
2024年1月に、生成AIの導入や活用、生成AIに必要な学習データの加工・収集に課題を持つ企業・団体に向けて、同技術を提供。また、契約書・帳票類・業務マニュアル等、膨大なドキュメントを取り扱う自治体や金融機関に、生成AIを活用して業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)につなげるサービスを開発し、企業・団体の業務改革の実現を目指す。
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)













