2024年1月17日
日本工業大学、福島県楢葉町と「包括連携協定」を締結
日本工業大学は15日、福島県楢葉町と「包括連携協定」を締結することを発表した。
福島県楢葉町は、東日本大震災および福島第一原子力発電所事故の影響から、全町避難を行った。平成27年には避難指示の解除、町民の帰町が開始され、震災前の日常が戻りつつあるが、その一方で高齢化や電力関連産業に代わる産業の振興等、多くの課題がある。
日本工業大学は、学生の学びの成果を地域・社会に還元する観点から、これまで楢葉町を中心とした浜通り地区に関する震災・原発被災と復興に関する協力を行ってきた。
主な取り組みと成果
・授業「現代社会の諸問題」で原発被災からの復興をテーマに現地で活躍する若者を招き特別授業を実施
・授業「起業とビジネスプラン」および同学が主催する「ビジネスプランコンテスト」を活用した、楢葉町の課題解決・地域資源の活用のビジネスアイディアを学生が発案・試行
(震災で消えゆく「想い出」の継承のための建築模型作成 ・ 3Dプリンタ体験イベント 等)
・防災に関する研究活動
(「自助」「共助」の概念を子供たちに理解させるためのゲーミフィケーションを活用した学生卒業研究 等)
同学と楢葉町は、これらの成果を踏まえ、相互の緊密な連携と協力体制を築くことにより、地域社会の活性化と地域の課題への対応をより一層推進していくという。
協定締結式は、1月19日に、行われる。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)














