2024年2月19日
小学生の習い事ランキング1位「水泳」2位「塾」 =学研教育総合研究所調べ=
学研ホールディングスの調査・研究機関である学研教育総合研究所は2日、「小学生・中学生白書 小学生・中学生の日常生活に関する調査<第2弾>」の結果を公開した。
公開されたのは「習い事」、「将来の職業」、「メディア・通信機器の利用」についての調査結果。
小学生の習い事は、1位「水泳」(27.0%)、2位「受験のための塾・学校の補習のための塾」(19.3%)、3位「英会話教室」(15.4%)、4位「音楽教室(歌や楽器など)」(14.5%)、5位「通信教育」(10.8%)で、「学校以外で行っている習い事(勉強やスポーツなど)はない」は22.9%。
学年別では、1年生から4年生までは「水泳」、5年生と6年生では「受験のための塾・学校の補習のための塾」が1位。
前回2022年の調査と比較すると、「習い事はない」が27.5%→22.9%と4.6ポイント下降し、習い事をする小学生が増えている。また、「受験のための塾・学校の補習のための塾」は前回調査3位→今回調査2位と順位を上げ、教科学習への関心の高さをうかがい知る結果だという。
中学生は、「受験のための塾・学校の補習のための塾」が1位。2位「英会話教室」3位「英語塾」で、「受験のための塾・学校の補習のための塾」は2020年調査から10ポイント上昇した。
つぎに、将来なりたいと思っているものをきいたところ、小学生では1位「パティシエ(ケーキ屋)」(5.0%)、2位「YouTuberなどのネット配信者」(4.3%)、3位「警察官」(3.8%)となり、中学生では1位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.0%)、2位「公務員」「会社員」(いずれも3.8%)、4位「学校の教師・先生」(3.0%)、5位「看護師」(2.5%)となった。
また、通信機器に費やす時間は、小学生は1日平均1時間36分、6年生では1時間59分。中学生は1日平均1時間59分、男子では2時間10分だった。
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