2026年4月23日
視力矯正が必要な視力の子どものうち46.1%が「未矯正」=インターメスティック調べ=
インターメスティックは22日、小学4~6年生の男女279人を対象に実施した、「メガネと視力に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。また、合わせて、小学校6校から提供を受けた小学生2300人の視力データを基に分析したほか、小学生の子どもを持つ保護者600人と小学校教諭200人の合計800人を対象に実施した、「子どものメガネに関する実態調査」の結果も発表した。


それによると、同社のメガネブランド「Zoff」(ゾフ)が行う出張授業で、小学校6校・2300人の視力データを基に分析した結果、視力矯正が必要と考えられる子ども711人のうち383人はすでに視力矯正を実施。一方で、一般的に視力矯正が推奨されるC・D判定に該当しながらも、視力矯正を行っていない子どもが328人(46.1%)存在しており、約2人に1人が「視力矯正が必要だが未矯正」なのが分かった。
また、矯正後の視力測定でもC・D判定が178人おり、視力矯正をした子どものうち約半数が視力矯正したにもかかわらず、視力が足りていないことも明らかになった。

一般的に、0.3~0.6以下(C以下)の視力の人に対しては、視力矯正が必要とされているが、子どもの視力について「視力矯正が必要となる視力を知っているか」を保護者に尋ねたところ、約半数の保護者が「知らない」と回答。子どもの視力矯正の判断基準について、保護者の認知が十分に広がっていない実態が明らかになった。

また、保護者に「メガネをかけると視力が低下しやすくなる、または悪くなると思ったことがあるか」と聞いたところ、48.2%が「思ったことがある」と回答。メガネの着用に対して誤解を持つ保護者が一定数いることが分かった。

一方、「子どものメガネが壊れた経験があるか」と質問したところ、47%が「ある」と回答。子どもの日常生活の中で、メガネの破損が一定数発生しているのが分かった。

次に、子どもがメガネをかけることに対して、「スポーツなどでメガネが邪魔になるだろうと思ったことはあるか」と尋ねたところ、73%が「感じたことがある」と回答。運動時の使用において、メガネの扱いにくさを感じる保護者が多いことが分かった。

さらに、「子どものメガネに求める要素」について保護者に尋ねたところ、1位は「安全性」66.3%で、2位は「壊れにくさ」62%だった。子どものメガネには安全性や耐久性といった機能が重視されているのが分かる。

また、子どものメガネにおいて「壊れにくさが重要か」を保護者に尋ねたところ、72.5%が「重要」と回答。子どもが日常的に使用するメガネについて、耐久性を重視する保護者が多いのが分かった。

一方、小学校教諭に、「メガネが原因でケガをしたケースを見たことがあるか」と質問したところ、39%が「メガネが原因でケガをしたシーンを見たことがある」と回答。学校現場でも、メガネの安全性に関する課題が見られることが分かった。

また、小学校教諭に子どもの視力と学習の関係について尋ねたところ、68%が「視力低下が原因で授業に集中できていない様子の子どもがいる」と回答。子どもの視力が学習環境にも影響している可能性が示された。

子どもの視力がC・Dと答えた保護者に、子どもにメガネを使用させるのを「様子見したことはあるか」と尋ねたところ、66.6%が何かしらの理由で様子見したことがあることが分かった。その理由を聞いたところ、最も多かったのは「視力が低下しやすくなると思った」60.5%で、次いで「子どもが嫌がると思った」38.4%だった。

最後に、小学生279人に「黒板が見えづらいことがあるか」と尋ねたところ、視力にかかわらず、23.3%(65人)が「はい」と回答した。約5人に1人の生徒が視力矯正をすることで、学校での見えづらさに対する改善の余地があることが伺える。
この調査は、①「子どものメガネに関する実態調査」については、同社のメガネブランド「Zoff」の出張授業を行う小学校の生徒を対象に、2月19日~3月13日にかけて、アンケートを取る形で実施した。有効回答数は小4~6年生の男女279人。
また、②「小学生の視力データ」については、同出張授業を行う小学校6校の生徒2300人を対象に、今年4月に実施した調査データを各小学校から提供を受けた。③「子どものメガネに関するインターネット調査」は、全国の25~59歳の男女を対象に、2月26日~3月2日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は800人(小学生の子どもがいる保護者600人、小学校教諭200人)。
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