2024年9月27日
「AIは教育現場でどのように役立つか?」みんがく×札幌国際大が共同研究
みんがくは27日、札幌国際大学(安井研究室)と、教育現場における生成AI活用に関する共同研究を開始したと発表した。
同研究は、「教員向け研修パッケージの開発」と「道徳教育用生成AIコンテンツの研究・開発」の2つのプロジェクトを中心に進め、AIが教育現場でどのように役立つかを具体的に示すことを目指す。
「教員向け研修パッケージの開発」では、同社の生成AI活用教育特化アプリ作成プラットフォーム「スクールAI」を活用して、教員の生成AIに関するリテラシー向上を目的とした研修パッケージを開発。教員が生成AI技術を教育現場で効果的に活用して、生徒の個々の学びを支援できるスキルを身に付けられるようにする。
また、「道徳教育用生成AIコンテンツの研究・開発」では、道徳教育の専門家である同大の安井政樹准教授の知見を活かして、生成AIを活用した新たな道徳教育コンテンツの研究・開発に取り組む。生徒の発達段階に応じたカスタマイズされたコンテンツを提供することで、道徳教育の質を向上させ、効果的な教育を目指す。
今後は、共同研究の成果をもとに、教育機関や学校に、生成AIを活用した研修パッケージや道徳教育コンテンツを提供していく予定。
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