2024年11月29日
YE DIGITAL、奥尻町が「NetSHAKER W-NAC」の「学習者用デジタル教科書キャッシュ機能」を導入
YE DIGITALは27日、北海道奥尻町が、教育における”地域間デジタルデバイド”を埋めるため「NetSHAKER W-NAC」の「学習者用デジタル教科書キャッシュ機能」を導入したことを発表した。
離島や山間部などは、ICTの利用やアクセスに差が生じ、教育サービスが快適に受けられない地域間デジタルデバイド(デジタル格差)がある。
「NetSHAKER」の「キャッシュ機能」は、学校内で一斉アクセスが想定される学習者用デジタル教科書や、児童生徒が使用するChromebookのChromeOSアップデート、NHK for Schoolのデータなどを一時的に保存し、同じコンテンツへのアクセスが発生する場合にクラウドではなく保存したコンテンツから応答させる機能で、クラウドまでの通信負荷が軽減される。
同町では、7月から「奥尻町教育DX・Step-Up事業」を開始。デジタル田園都市国家構想交付金(デジタル実装タイプTYPE1)を活用し、12の企業や教育機関と連携している。この新ネットワーク構築の一環として、「NetSHAKER」の「キャッシュ機能」が通信の円滑化を図ると評価され、導入されたという。
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