2025年3月18日
「情報I」DXツール「コエテコStudy byGMO」、都立小平高校の定期考査で採用
GMOインターネットグループのGMOメディアは17日、同社のAI技術を活用した科目「情報I」DXツール「コエテコStudy byGMO」が、3月5日に行われた東京都立小平高校の「情報I」の定期考査で採用されたと発表した。
同ツールは、生成AIで問題が作成できるほか、CBT形式での出題ができ、同校では従来の紙形式での試験運営で課題となっていた作業を大幅に効率化したほか、試験の運営をシンプルでスムーズなものにした。CBTとは、Computer Based Testingの略で、コンピュータを使用した試験方法のこと。
また、同ツールは、定期考査のICT化への課題の1つとして考えられていたカンニングに対する防止機能も搭載しており、同校では公平性を保ちながら試験が実施できた。
同校は、CBT形式での定期考査の実施で、作問にかかる時間を除いて、合計約6時間削減でき、その内訳は「紙で印刷する時間」約1時間、「折り機で用紙を折り揃える時間」約1.5時間、「マークシートを読み込む時間」約1時間、「記述の採点」約1.5時間、「返却用の印刷時間」約1時間となっている。
一方で、想定外だったのはキーボードからの入力ができない生徒がいたため、一部、紙での回答が必要になったことで確認に約1時間半を要した。
同ツールを活用したCBT形式での試験導入は、試験運営の効率化や教員の業務負担軽減で高い効果を発揮しているが、その一方で、普及に向けては、導入コストや、生徒全員のテスト環境を完全に統一することに伴う課題が依然として残されている。具体的には、端末の時計設定のズレによる制限時間の誤差や、充電切れ、PC故障への備えといった運用体制の整備が必要だという。
同ツールは今後、制限時間の厳密性を上げる機能や、教師が作問した問題を同ツールに自由に登録できる機能のほか、学校教育での他科目への対応など、現場で発生する個別のケースにも柔軟に対応できるよう、機能の開発を進めていく予定。
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