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2025年8月20日

甲南大学、言語に関するAI分野で最も権威ある国際学会「ACL 2025」で優秀論文に選出

甲南大学は18日、知能情報学部の永田亮准教授と早稲田大学理工学術院基幹理工学部の田中久美子教授の論文が、The 63rd Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics (ACL2025)に採択され、優秀論文賞(outstanding paper award)に選出されたと発表した。

Meaning-frequency lawとして知られる単語頻度と語義数の間に見られるべき乗則。語義数と単語頻度を両対数でプロットするとこの図のように線状になる

最新のAI技術を利用して語義(単語の意味)の豊富さを測定する手法を考案。

同手法を用いて、語義と頻度に関する統計的法則として知られるmeaning-frequency lawが24言語について成り立つことを明らかにし、同法則が言語の普遍的性質である可能性が高いことを示した。

さらに、同手法を用いることで、ChatGPTなどのテキスト生成AIの要素技術である言語モデルがもつ語義識別能力をテストできることを明らかにした。

論文情報

タイトル:A New Formulation of Zipf’s Meaning-Frequency Law through Contextual Diversity
著者:Ryo Nagata (甲南大学/理化学研究所)and Kumiko Tanaka-Ishii(早稲田大学)

関連URL

「A New Formulation of Zipf’s Meaning-Frequency Law through Contextual Diversity」

甲南大学

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