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2025年12月15日

ハイパーブレイン、「DXハイスクール事業」推進 ドローンと3D技術を活用した探究型教育プログラムを実施

ハイパーブレインは11日、文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の一環として、愛知県立大府東高等学校、至学館大学と連携し、ドローンと3D技術を活用した探究型教育プログラムを、8月〜12月にかけて実施したと発表した。

校舎を3Dモデリング

プログラムではまず、南知多町・師崎層群の海岸でドローンによる地層撮影を実施。撮影データをもとに、ハイパーブレインがフォトグラメトリ技術を用いて3Dモデル化を支援し、岩肌の質感や形状を精細にデジタル再現した。加えて、大府東高校の校舎も同様に3Dモデル化し、学校という身近な対象を題材に、デジタルアーカイブの可能性を体験させた。

高校校舎を3Dプリンターで出力

続いて、3Dモデリングソフト「Blender」の基本操作講習を実施。講師役は至学館大学の学生が務め、企業スタッフが技術サポートに回る形で、高校・大学・企業の連携体制を構築した。生徒たちは3Dデザインの基礎を学びながら、空間認識力や表現力を高めたという。さらに、ハイパーブレイン講師によるフォトグラメトリ講習では、ノイズ除去や部分切り出しといった実践的なデータ編集に挑戦し、文化財保存や建築・測量など社会での活用事例にも理解を深めた。

また、ドローン講習では、航空法などの法令や安全管理を学んだ上で、実際の操縦体験を実施。機体点検から基本操作までを体験し、安全な飛行に必要な考え方とスキルを身につけた。

最終段階では、フォトグラメトリで生成した3Dデータを3Dプリンタで出力し、校舎モデルなどを立体物として再現。デジタルデータが物理的な「モノ」として手元に現れるプロセスを体感した。

大府東高校では、この事業を通して、生徒が段階的に先端技術に触れながら探究的に学ぶ「DXハイスクール」としての取り組みを推進。ハイパーブレインは今後も高校・大学との連携を深め、ドローンや3Dプリンタなどを活用した教育支援を通じて、将来のDX人材育成に貢献していくという。

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