2025年12月19日
Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング
ビズヒッツは17日、理系出身者243人を対象に実施した「理系におすすめの職業に関する意識調査」のデータをランキング化して発表した。
それによると、理系出身者243人に「理系におすすめの職業」を聞いたところ、圧倒的1位は「ITエンジニア(39.9%)」だった。2位「エンジニア(17.7%)」、3位「研究職(15.2%)」と続いた。
上位にランクインしたのは、いずれも高度な専門知識を求められる職種。結果からは、理系出身者が専門性の活きる仕事を志向していることが伺える。
また、研究職・医療職・建築設計などは、大学や高専・専門学校などで学んだ知識を存分に生かせる職種でもある。つまり理系出身者が、学んだ知識を直接的に活用できる職種に魅力を感じていることもわかった。
「理系の学びで仕事に役立つスキルは何か?」という問いに対して最も多かった回答は、「論理的思考(31.7%)」、僅差の2位は「データ分析能力(30.5%)」だった。以下、3位「専門知識(16.9%)」、4位「計算力(8.6%)」、5位「数学的思考(7.8%)」の結果。
「論理的思考」「データ分析」「数学的思考」が上位に入っており、数字や事実をもとに筋道を立てて考え、結論を導く力が評価されているとわかる。
また「専門知識」という回答もあり、理系で学んできた内容を、直接的に活かしている人も多いことが読み取れる。
「理系の専門知識を仕事で使っているか」を聞いたところ、「使っている」と回答した人が「頻繁に(36.2%)」「時々(44.9%)」を合わせて81.1%にのぼった。
多くの人が、理系の学びで得た知識を仕事で活用しているとわかった。すべての理系出身者が専攻に関係した職種に就くとは限らないため、知識そのものを直接使う場面もあれば、論理的思考やデータ分析といった形で応用されるケースもあると考えられる。
論理的思考や、数字やデータに基づいて判断する姿勢などは、幅広い職種に役立つ汎用性をもつことから、活用できる範囲が広いと推測できる。
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