2025年12月25日
ガクシー、高校生・大学生・保護者を対象に「学びとお金の調査2025」実施
ガクシーは23日、高校生・大学生・保護者を対象に「ガクシー学びとお金の調査2025」を実施した結果を発表した。
奨学金や進学支援に関する「情報へのアクセスの差」が、進学・学びの選択や行動に大きく影響しているという。
調査は2025年9月20日〜30日にインターネットで実施し、ガクシー会員2354人(大学生・専門学校生724人、保護者1410人、高校生220人)と非会員3223人(大学生・専門学校生899人、保護者1007人、高校生1317人)を比較した。


同社によると、会員大学生では奨学金取得が76%に達し、奨学金が「補助」ではなく進学設計の一部になっている一方、非会員大学生は奨学金取得が30%にとどまり、53%が「検討していない」と回答した。


保護者でも会員は82%が取得(予定)と高く、非会員は取得41%にとどまるなど、奨学金を”前提”として捉える層と”選択肢に入らない”層の差が浮き彫りになった。


また、進学費用の財源では、会員保護者で教育ローン利用が23.1%となり、奨学金支給時期の都合から「つなぎ」として活用した声が多いという。
同社は、奨学金を経済支援に留まらない「機会のインフラ」と位置づけ、必要な人に分かりやすく情報と支援をつなぐ役割を強化する方針を示している。
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